科目名 | 栄養教育論実習Ⅱ |
ナンバリング | HN_G2_05 |
担当者 | 梅木 陽子 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
栄養士免許申請資格 管理栄養士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
栄養教育論実習Ⅱでは、傷病者に対する栄養教育の実際について学ぶ。集団・個人の栄養教育の中で、栄養教育論や栄養カウンセリング論で学んだ行動科学やカウンセリングを活用した栄養教育の展開について学ぶ。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)食事調査の種類・適用について概説できる 2)食事調査の実施・評価ができる 3)減量プログラムの作成方法について理解できる 4)個別指導の際の接遇について理解できる 5)対象者の準備性について理解し、自己決定を促す栄養教育プログラムを作成することができる |
学習方法 | 実習、グループ学習 |
テキスト及び 参考書籍 |
栄養教育論(南江堂) 日本人の食事摂取基準(第一出版) 栄養カウンセリング論(講談社) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 10 | 40 | 30 | 5 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 食事調査の種類と適用について復習しておく |
授業 | 食事・栄養調査の方法①(食事調査の種類・適用、食物摂取頻度調査の実施) | |
事後学習(復習) | 秤量法による食事調査を実施する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 大学生の栄養摂取状況調査結果を既存資料より調べる |
授業 | 食事・栄養調査の評価①(食物摂取頻度調査の入力・診断) | |
事後学習(復習) | 診断結果が妥当か、調べてきた同世代の栄養状況調査結果と比較し考察する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 食事摂取基準について復習する |
授業 | 食事・栄養調査の評価②(食物摂取頻度調査の評価) | |
事後学習(復習) | 食事摂取基準の活用について復習する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 生活時間調査を実施する |
授業 | 運動のアセスメントとプログラム①(身体活動基準2013) | |
事後学習(復習) | 簡易的な調査結果と生活時間調査結果について考察するともに、問題点を抽出する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 身体活動基準2013を復習する |
授業 | 運動のアセスメントとプログラム②(減量プログラムの作成) | |
事後学習(復習) | 減量プログラムの練習問題をとき、提案された食事の減量の具体案を考える | |
第6週 | 事前学習(予習) | 対象者の目標の達成状況を把握する方法を調べる |
授業 | 栄養教育のための教材作成① | |
事後学習(復習) | モニタリングシートを仕上げて提出する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 自分の課題となっている対象者への教育媒体作成のための資料収集 |
授業 | 栄養教育のための教材作成② | |
事後学習(復習) | 教育媒体を仕上げて提出する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 栄養指導報告書の書き方について調べる |
授業 | POSについて(栄養指導報告書の書き方、演習) | |
事後学習(復習) | 練習問題として提示された症例に対する栄養指導報告書を作成する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 担当する症例に関する病態や食事療法について調べる |
授業 | 病態別集団・個人栄養教育①(症例検討) | |
事後学習(復習) | 対象者の生活背景について資料に基づき考察する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 準備性の確認、行動技法、目標設定について復習する |
授業 | 病態別集団・個人栄養教育②(対象者の準備性、行動技法の活用、目標設定) | |
事後学習(復習) | 指導の流れをまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 教材作成のための資料、担当症例の指導例を調べる |
授業 | 病態別集団・個人栄養教育③(教材作成・リーフレット、シナリオ作成) | |
事後学習(復習) | ロールプレイの準備をすすめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 教材作成のための資料、担当症例の指導例を調べる |
授業 | 病態別集団・個人栄養教育④(教材作成・リーフレット、シナリオ作成) | |
事後学習(復習) | ロールプレイの準備をすすめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 教材作成のための資料、担当症例の指導例を調べる |
授業 | 病態別集団・個人栄養教育⑤(教材作成・リーフレット、シナリオ作成) | |
事後学習(復習) | ロールプレイの練習をする | |
第14週 | 事前学習(予習) | カウンセリング技法について復習する |
授業 | 病態別集団・個人栄養教育⑥(面接評価、ビデオによる自己評価) | |
事後学習(復習) | 自分たちのロールプレイをふりかえり、改善すべき点を整理する | |
第15週 | 事前学習(予習) | ロールプレイの練習をする |
授業 | 病態別集団・個人栄養教育⑦(面接評価、ビデオによる自己評価、総括) | |
事後学習(復習) | 実習内容についてふりかえり、カウンセリングや接遇の練習をする |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 事前学習として、食事摂取基準、身体活動基準2013、症例について調べ学習をしておくこと。事後学習として、接遇・カウンセリング技法の練習を行うこと。 |