科目名 | ユニバーサルデザイン各論 |
ナンバリング | |
担当者 | 岩﨑 満男 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
パラスポーツ指導者(中級)資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
いろいろな社会的環境におけるバリアフリーとユニバーサルデザインの違いの具体例を題材にして、ユニバーサルデザイン及びユニバーサル社会構築に関する理解を深化させる。また、本講義においては、生活に潤いを持たせるために必要不可欠なスポーツ・レクリエーションのユニバーサルデザインについても学ぶ。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)人間の日常生活の営みにおいて人工環境(道具、機器、施設、情報等)がいかに重要かを理解する。 2)道具、機器、施設等がどのようにしたのかを理解する。 3)障害のある人にも使いやすくデザインされた道具、機器、施設等がQOLの向上に寄与するかを理解する。 4)使い手の特性の違いによってニーズが大きく異なるときの人工環境デザインのプロセスを理解する。 5)スポーツ・レクリエーションは日常生活を潤いのあるものにする非常に重要であることを理解する。 6)障害のある人たちのスポーツ・レクリエーションの歴史について理解する。 7)使う道具や機器を工夫し、ルールを変えることにより、障害のある人たちがスポーツ・レクリエーションを楽しむことができることを理解する。 8)福祉用具に関する実務を理解し説明ができる。 |
学習方法 | 毎回配布する資料に沿って講義を進める。講義後に、理解したこと、疑問点などをミニレポートにまとめる。実習、フィールドワークにより、障害のある人のスポーツ・レクリエーションを体験する。視聴覚教材(ICT活用等)を使用 |
テキスト及び 参考書籍 |
ユニバーサルデザイン政策大綱(国土交通省) 障害者とスポーツ(高橋明著・岩波新書) 障害者スポーツの環境と可能性(藤田紀昭著・創文企画) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 35 | 45 | 15 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスをよく読んでおく。 |
授業 | オリエンテーション -生活と環境(道具・機器)の関係― | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | オリエンテーション -スポーツのユニバーサルデザイン- | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | 道具の工夫による生活機能の向上 | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | 身体障害による生活機能低下を補う道具 -自助具について- | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | 公共施設のユニバーサルデザインを考える | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | 移動環境のユニバーサルデザインを考える | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく |
授業 | 公共交通のユニバーサルデザイン | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | 移動のユニバーサルデザイン実習 | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | 障害のある人のスポーツ・レクリエーションの歴史 | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく |
授業 | スポーツのユニバーサルデザイン―障害のある人たちのウィンター・スポーツ― | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく |
授業 | スポーツのユニバーサルデザイン―切断者・欠損者のスポーツ(補装具の理解) | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | スポーツのユニバーサルデザイン―スポーツ用義足・競技用車いす体験(パンク修理の実際)― | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | スポーツのユニバーサルデザイン―車いす使用者のスポーツ― | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べしておく。 |
授業 | 車いすのデザインの違いによる 走行操作性の違いを考える | |
事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまで学んだことを整理しておく。 |
授業 | 試験、解説、まとめ | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |