開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 通年 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
臨床心理実践において必要とされる基礎的知識・技術・態度・倫理的配慮を学ぶことを目的とする。受講者同士でのロールプレイ、本学臨床心理相談センターにおいて教員が行うインテイク面接への陪席、ケースカンファレンスへの参加等の実習体験により心理面接の実際的、基本的な知識や技術の習得を目指す。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
①学内・学外での心理臨床活動を行うための基礎的な知識を習得する。 ②学内・学外での心理臨床活動を行うための基礎的な技術を身につける。 ③心理臨床活動を行う際の倫理的配慮を理解し、実践の場で活かすことができる ④心理臨床活動を実践するものとしての基礎的な態度を身につける。 |
学習方法 | 受講者同士でのロールプレイ、本学臨床心理相談センターにおいて教員が行うインテイク面接への陪席、ケースカンファレンスへの参加等を通じての体験的学習を行う。学内外実習機関での陪席・参与観察、実践活動、学内センターの運営等。 |
テキスト及び 参考書籍 |
授業時間中に適宜紹介 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 15 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | オリエンテーション、相談センター説明(施設、規則、保険、役割、臨床心理業務に関する倫理) | |
事後学習(復習) | 相談センターの倫理要項について熟読すること | |
第2週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | 学内実習について(実習の意義、参加するうえでの基本的態度、倫理上の配慮点) | |
事後学習(復習) | 要点をまとめ、整理しておく | |
第3週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | 相談に至るまでの流れ(電話相談、インテークカンファ、ケースカンファについて) | |
事後学習(復習) | 関連資料を読んで、要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | 電話受付について | |
事後学習(復習) | 討論された要点をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよみ、電話受付の流れについて確認すること |
授業 | 電話受付ロールプレイ | |
事後学習(復習) | 電話受付ロールプレイについて資料を作成し、検討点をまとめること | |
第6週 | 事前学習(予習) | 電話受付ロールプレイについての資料作成 |
授業 | 電話受付ロールプレイ振り返り | |
事後学習(復習) | 振り返りの内容をもとに、再度電話受付のロールプレイを行うこと | |
第7週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | 電話受付からインテーク面接への流れ | |
事後学習(復習) | 流れを把握し、理解する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | インテーク面接(配慮点、記録の仕方) | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | インテーク面接(1回目のロールプレイ) | |
事後学習(復習) | 逐語録の作成と振り返りレポート作成 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | インテーク面接(1回目の振り返りと2回目のロールプレイ) | |
事後学習(復習) | 逐語録の作成と振り返りレポート作成 | |
第11週 | 事前学習(予習) | カンファレンス資料準備 |
授業 | カンファレンス参加とカンファレンス後の振り返り | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | インテーク面接(これまでの振り返り) | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | カンファレンス資料準備 |
授業 | カンファレンス参加とカンファレンス後の振り返り | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第14週 | 事前学習(予習) | カンファレンス資料準備 |
授業 | カンファレンス参加とカンファレンス後の振り返り | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 実習内容のまとめ |
授業 | 前期の学びの振り返りと後期の目標の確認 | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる | |
第16週 | 事前学習(予習) | 配布資料をよんでおくこと |
授業 | 事例を担当するにあたって(心構えと不安) | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる | |
第17週 | 事前学習(予習) | 事例についてまとめる |
授業 | 陪席事例の報告と振り返り① | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第18週 | 事前学習(予習) | 事例についてまとめる |
授業 | 陪席事例の報告と振り返り② | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第19週 | 事前学習(予習) | 事例についてまとめる |
授業 | 陪席事例の報告と振り返り③ | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第20週 | 事前学習(予習) | インテーク面接逐語録作成 |
授業 | インテーク面接逐語録の検討① | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第21週 | 事前学習(予習) | インテーク面接逐語録作成 |
授業 | インテーク面接逐語録の検討② | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第22週 | 事前学習(予習) | インテーク面接逐語録作成 |
授業 | インテーク面接逐語録の検討③ | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第23週 | 事前学習(予習) | インテーク面接逐語録作成 |
授業 | インテーク面接逐語録の検討④ | |
事後学習(復習) | 振り返りでの要点を整理する | |
第24週 | 事前学習(予習) | 実施の仕方を予習する |
授業 | 心理査定の方法① | |
事後学習(復習) | 実施手順の復習 | |
第25週 | 事前学習(予習) | 実施の仕方を予習する |
授業 | 心理査定の方法② | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる | |
第26週 | 事前学習(予習) | 実施の仕方を予習する |
授業 | 心理査定の方法③ | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる | |
第27週 | 事前学習(予習) | カンファレンス資料準備 |
授業 | カンファレンス参加とカンファレンス後の振り返り | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる | |
第28週 | 事前学習(予習) | 事例についてまとめる |
授業 | 陪席事例の報告と振り返り | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる | |
第29週 | 事前学習(予習) | 体験した事例の見立てを整理しておく |
授業 | ケースフォーミュレーションについて | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる | |
第30週 | 事前学習(予習) | 事例についてまとめる |
授業 | 陪席事例の報告と振り返り | |
事後学習(復習) | 指摘点をまとめる |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 上記の順番は、カンファレンスの実施状況、学外施設等の日程調整の都合によって変更がある。さらに、西九州大学の被災者支援活動(ほっとひろば)における実習も授業に含む。 ケースのインテークやその後の面接体験を参考に、ケースを担当する基本について学習していくので、積極的にケースを担当(陪席)するよう心がけてください。 |