科目名 | 保育内容(リズム表現)の理論と方法 |
ナンバリング | ec_c2_03 |
担当者 | 米倉 慶子 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭二種免許状 保育士資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
本科目は、領域「表現」のねらいと、保育現場における身体表現指導に関すること及び、幼児の発達段階や身体能力を理解させる。さらに幼児の感性や創造性を豊にする多様な身体表現・遊び・環境構成などの、専門知識や表現技法、保育者の役割や態度が身につく授業を展開する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)身体表現の感じる・見る・聴く・楽しむことを通して、イメージを豊かにすることができる。 2)幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定子ども園教育・保育要領における、「表現」のねらいや内容を説明できる。 3)表現する喜びを自らが体験し、その楽しさを生み出す要因を理解して子どもたちに伝え、指導・援助ができる。 4)幼児の素朴な表現を見出し、受け止め、共感することができる。 5)身体表現のグループ創作を通して、協働する力を身につけ、他者の表現を受け止め共感し、より豊かな表現に繋げることができる。 6)保育現場における身体表現の基礎的知識や技能を生かし、幼児の身体表現活動を指導・援助できる。 |
学習方法 | 視聴覚教材を活用した授業、グループワーク、学生によるプレゼンテーション、実技体験・小テスト |
テキスト及び 参考書籍 |
テキストなし、適宜資料を配布する。 参考書:幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定子ども園教育・保育要領 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 保育者としての資質・能力 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 30 | 10 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | ○ | 45 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 25 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読む |
授業 | オリエンテーション、保育現場の行事と歌、幼児の姿(認識・思考・動き)について、じゃんけん遊び体験 | |
事後学習(復習) | 保育現場について理解する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定子ども園教育・保育要領「表現」の項を読む |
授業 | 幼児のダンス体験、「表現」のねらいについて、身体表現におけるコミュニケーション、DVD視聴 | |
事後学習(復習) | 「表現」のねらいを理解する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 幼児の身体発達を調べる |
授業 | 幼児の発達段階における身体表現について、幼児の身体表現体験と指導法、二人組創作体験 | |
事後学習(復習) | 幼児の発達段階における身体表現を理解する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 幼児のダンスに用いられる小道具を調べる |
授業 | 幼児のダンスに用いる小道具について、幼児ができる手足の動き体験、実技発表の確認 | |
事後学習(復習) | 保育現場の小道具について理解する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 実技発表の確認と発表小道具作成 |
授業 | 実技発表と相互評価、32拍創作体験と発表、幼児が好むダンス体験 | |
事後学習(復習) | 実技発表における自己課題と、二人組創作の課題を明確にする | |
第6週 | 事前学習(予習) | 模倣表現について調べる |
授業 | 手遊びの効用と体験、保育現場における模倣表現について、ダンスの解読① | |
事後学習(復習) | 幼児の模倣表現を理解する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 身体表現における環境設定について考える |
授業 | 保育現場の環境設定と領域の関連性について、、ダンスの解読②、実技復習 | |
事後学習(復習) | 保育現場における環境設定を理解する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 幼児のイメージについて調べる |
授業 | 実技発表によるプレゼンテーションと相互評価、幼児のイメージの広がりについて、実技復習 | |
事後学習(復習) | 幼児のイメージの広がりについて理解する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 保育現場での言葉かけについ調べる |
授業 | 実技発表とその評価、言葉かけの効用について、実技復習 | |
事後学習(復習) | 言葉かけの実際を理解する、実技発表における自己課題及びグループ課題を明確にする | |
第10週 | 事前学習(予習) | 身体表現における指導案について調べる |
授業 | 実技発表によるプレゼンテーションと相互評価、身体表現における指導案について、実技復習 | |
事後学習(復習) | 実際に指導案の導入と展開を書く、実技発表における自己課題とグループ課題を明確にする | |
第11週 | 事前学習(予習) | 保育者の役割について調べる |
授業 | 幼児のフォークダンスの体験と指導法、保育者の役割について、協働・共感について、実技復習 | |
事後学習(復習) | 保育者の役割について理解する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 保育現場における生活発表会について調べる |
授業 | 保育現場における生活発表会の実際とそのあり方、小道具を用いた手遊び体験、大グループのダンス体験 | |
事後学習(復習) | 保育現場における生活発表会を理解する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 幼児の集団でできる楽しい身体表現を調べる |
授業 | 季節の集団でできる楽しい表現の実際と体験、実技創作を復習 | |
事後学習(復習) | 幼児の集団でできる楽しい表現を理解する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 授業到達目標を見る |
授業 | 授業到達目標の達成度、実技確認 | |
事後学習(復習) | 授業到達目標の振り返り | |
第15週 | 事前学習(予習) | 実技発表の確認 |
授業 | 実技発表によるプレゼンテーションと相互評価、自己の成果と課題、学習したダンスの復習 | |
事後学習(復習) | 保育現場で自己課題をどのように遂行していくか考える |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 1.時計、装身具等は身につけない 2.長い髪は結ぶ 3.体操服・上靴を用意 |