科目名 | 神経内科学Ⅱ |
ナンバリング | RC_C2_08 |
担当者 | 庄野 菜穂子 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 作業療法学専攻 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
神経内科学IIでは、神経内科学Iで学んだ内容を各論に発展させ、神経系に発生する主要な疾患・外傷の概要、症状、検査、治療、予後などについて解説する。神経系の疾患や外傷はリハビリテーション対象となるものが多く、国家試験においても必須科目である。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当者である庄野は医師免許取得後、佐賀大学で研究・教育に携わりながら、医療機関・企業・スポーツ現場等において臨床医・産業医・スポーツ医としての実務経験を蓄積してきた。2007年にライフスタイル医科学研究所を開設し診療業務・産業医業務を行なう傍ら、西九州大学では特命教授として授業を担当する。 |
授業の 到達目標 |
1)神経内科学における医学用語の意味を理解し、正しく記載し、適切に使用することができる 2)神経内科学における診察所見や検査所見について、正常な状態と病的状態を区別することできる 3)主要な神経内科疾患や外傷について、その病態、疫学、症状、所見、治療、予後を理解し、説明できる 4)1年次の解剖学、生理学、運動学、公衆衛生学等で学んだ知識を神経内科学に関連づけることができる 5)神経内科学で学んだ知識を、その他の科目とも関連づけて理解する 6)患者の全体像や重症度を判断し、理学・作業療法士として適切な対応を考える 7)国家試験における神経内科学分野の問題を解くことができる |
学習方法 | 「神経内科学・学習ノート」をテキストとして遠隔講義を受講し、巻末の練習問題で知識の整理と復習を行う。 毎回の課題提出を出席とする。最終回(定期テスト)は対面で実施する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト;「神経内科学・学習ノート」(オリジナル教材入) 参考書籍;標準理学療法学・作業療法学「神経内科学」(医学書院) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 30 | 5 | 5 | 5 | 45 | 5 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 80 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
学習ノートへの記入と自己学習 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(92-100ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論1;脳血管障害総論(疫学、分類) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(101-111ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論2;脳血管障害各論(脳梗塞) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(112-119ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論3;脳血管障害各論(脳出血、クモ膜下出血ほか) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(120-127ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論4;中枢神経系の損傷①(頭部外傷) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(128-134)に目を通しておく |
授業 | 各論5;中枢神経系の損傷②(脊髄損傷) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(135-144ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論6;中枢神経系の損傷③(脊髄損傷2) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(145-151ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論7;末梢神経系の損傷①(手根管症候群、正中神経麻痺) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(152-156ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論8;末梢神経系の損傷②(尺骨神経麻痺、橈骨神経麻痺、腕神経損傷) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(157-159ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論9;末梢神経損系の損傷③(胸郭出口症候群、梨状筋症候群、足根管症候群) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(160-168ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論10;脱髄および変性疾患①(多発性硬化症、ギランバレー症候群ほか) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(169-173ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論11;脱髄および変性疾患②(パーキンソン病) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(174-178ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論12;脱髄および変性疾患③(筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症ほか) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(179-184ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論13;脳腫瘍 | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(185-187ページ)に目を通しておく |
授業 | 各論14;脊髄腫瘍 | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 神経内科学学習ノート(92-187ページ)を復習する |
授業 | 各論15;各論のまとめ | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、講義1単位につき2時間の自習時間を確保すること。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |