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特別研究

科目名 特別研究
ナンバリング MP_E3_02
担当者 眞田 英進
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻
分類 研究演習 
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 1年 通年 8単位 必修
授業の概要
及びねらい
本授業は、障害児(者)を対象にした心理・教育に関する研究を志向する院生に関与し、修士論文完成までに至る支援をねらいとしている。研究対象障害は多岐にわたる。研究方法は、心理臨床的支援事例研究、調査研究、心理・行動分析的研究等が予想されるが、院生の関心テーマに関する先行研究レビュー・検討から開始する。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
・臨床心理専門職業人として、広い視野と識見をもち、使命と倫理観に基づいた心理臨床業務に貢献できる。
・臨床心理専門職業人として、人間の心身に関する諸問題に関与し、専門性を駆使して取り組むことができる。
・臨床心理専門職業人として、心理支援コンサルテーションやネットワークを形成する力量を修得できる。
・臨床心理専門職業人として、教育分野において障害児のインクルーシブ支援体制整備の推進に貢献できる。
・臨床心理専門職業人として、障害心理・教育・医療・福祉に関する情報を的確に把握し客観的に分析できる。
・臨床心理専門職業人として、現代的心理課題に関する学術的論文を検索し、分析・総合する力を修得できる。
・臨床心理専門職業人として、研究テーマを追求し、テーマにそった研究計画を立案・遂行し完成できる。
・臨床心理専門職業人として、研究結果の成果を学術雑誌等に発表したり、関連学会等において公表できる。
学習方法 文献検索・抄読等による報告・討論、テーマ焦点化、研究計画設定・実行、完成、公表までを学習する。
テキスト及び
参考書籍
テキストは特に定めないが、参考書等は適宜指示する。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5       5     5     5   5 5 5 5 15 5 5 15 5 5 5 5 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 60
授業態度 20
受講者の発表 10
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習)
授業 1.1年次に30コマ、2年次に30コマ、合計60コマで障害者を対象とする研究を行う。
事後学習(復習)
第2週 事前学習(予習)
授業 2.<1年次>以下に関連する研究レビューと討論を通じて論文テーマを定め先行的研究に着手する。
事後学習(復習)
第3週 事前学習(予習)
授業 ・障害者対象の心理・行動分析的論文等の検討。
事後学習(復習)
第4週 事前学習(予習)
授業 ・障害者対象の心理教育支援体制に関連する研究論文等の検討。
事後学習(復習)
第5週 事前学習(予習)
授業 ・障害者対象の調査研究論文等の検討。
事後学習(復習)
第6週 事前学習(予習)
授業 ・障害者対象の心理・教育支援的な事例研究の論文等の検討。
事後学習(復習)
第7週 事前学習(予習)
授業 ・論文テーマの設定(決定)とテーマに従った予備的研究開始(第1回中間発表に向けて)。
事後学習(復習)
第8週 事前学習(予習)
授業 3.<2年次>1年次の実践経過を踏まえて、以下の事項を順次実行する。
事後学習(復習)
第9週 事前学習(予習)
授業 ・1年次の予備的研究、先行的実践の経過を検討する。
事後学習(復習)
第10週 事前学習(予習)
授業 ・先行予備的研究、実践について倫理的配慮の観点を含め再検討する。
事後学習(復習)
第11週 事前学習(予習)
授業 ・以上事項の討議を経て、研究実践(データ収集)を本格化する。
事後学習(復習)
第12週 事前学習(予習)
授業 ・研究実践経過について報告と検討を行い修正を加える。
事後学習(復習)
第13週 事前学習(予習)
授業 ・修士論文に相応するための論文構成・表現、研究結果・考察の検討を行う。
事後学習(復習)
第14週 事前学習(予習)
授業 ・完成予定論文のテーマ・目的・方法・研究経過・結果・考察を総合的に点検する。
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 自立した研究者・心理臨床実践者を目指し、各自が積極的で高い研究意欲・倫理観を持ち、責任ある研究実践を行うことを期待する。