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特別研究

科目名 特別研究
ナンバリング MR_E3_01
担当者 太田 保之
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻
分類 必修科目 研究演習
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 1年 通年 8単位 必修
授業の概要
及びねらい
日常生活に潜むトラウマ的出来事に関する国際的知見を基盤に修士論文作成を目指す。トラウマ反応に関する臨床的・理論的な分析を行う。最新の研究をレビューし、国際標準のトラウマ・インパクト評価尺度を用いて研究を行う。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1)心的外傷(トラウマ)概念の成立経過(歴史的視点)が説明できる。2)トラウマとなる出来事の類型を系統的に説明できる。3)トラウマ反応の一般的な臨床症状の特性が説明できる。4)トラウマ反応と急性ストレス反応および心的外傷後ストレス障害(PTSD)との関係が説明できる。5)急性ストレス反応および心的外傷後ストレス障害の精神科診断学的な位置づけが説明できる。6)心的外傷後ストレス障害とうつ病の関係が説明できる。7)心的外傷後ストレス障害と(生存者)罪責感との関係が説明できる。8)トラウマ被災者の心理過程が説明できる。9)トラウマ被災者の地域支援が説明できる。10)トラウマ被災者の心理・社会的治療および薬物治療が説明できる。11)研究における倫理的側面が説明できる。

学習方法 最新の文献を抄読して問題意識の明確化し、複数の視点から研究計画の立案を図る。
テキスト及び
参考書籍
必要に応じて関係資料を配付する。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率   10 10   60           10       10                   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 70
授業態度  
受講者の発表 30
授業の参加度  
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 研究計画(1年次)
授業 1)トラウマの特性およびトラウマ反応についての討議を行う。
事後学習(復習) 2)トラウマ反応としての心的外傷後ストレス障害、うつ病、不安障害について討議を行う。
第2週 事前学習(予習) 3)トラウマ反応の臨床症状、治療、社会的転帰について討議を行う。
授業 4)上記の学習を通して、研究対象と研究方法の討議を行う。
事後学習(復習) 5)研究における倫理的側面に関して討議を行う。
第3週 事前学習(予習)
授業 研究計画(2年次)
事後学習(復習) 1)質的な研究および量的な研究の両面から具体的な研究計画を立案する。
第4週 事前学習(予習) 2)研究案の実施可能性および倫理的配慮に関して討議を行う。
授業 3)パイロットスタディを実施、研究方法の再検討を行う。
事後学習(復習) 4)研究データの収集を開始する。
第5週 事前学習(予習) 5)論文構成を吟味し、修士論文として妥当なまとめ方や表現方法を指導する。
授業
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考