科目名 | 障害児(者)心理学特論(福祉分野に関する理論と支援の展開) |
ナンバリング | MP_C2_03 |
担当者 | 岡嶋 一郎 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻 |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
公認心理師受験資格 臨床心理士受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
福祉分野に関わる公認心理師の実践について知識を拡充することをねらいとする。特に、心身障害・発達支援領域における心理支援の実践力や研究能力を高めるために、当該分野に関係する事例研究論文を読むとともに、討論により内容の理解を深める。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
事例研究論文についての議論の中で、臨床心理士として福祉施設や障害者団体で15年間以上の心理支援を行った教員の経験が伝達されることがある。 |
授業の 到達目標 |
・心身障害や発達支援の現場に関する知識を増やすことができる。 ・福祉分野に関わる発達支援に関する技法的知識を増やすことができる。 ・要支援者の発達・学習・情緒面などの心理特性に関する知識を増やすことができる。 ・他の人の発表する論文内容について質問や意見を述べることができる。 ・質問や意見に対して、用語及び論文著者の説明や主張を理解したうえで適切に返答することができる。 |
学習方法 | 各支援法の概要について紹介した後、受講生がテーマに沿って心身障害児(者)およびその関係者への支援に関する事例研究論文を要約して発表(学生によるプレゼンテーション)し、その内容について議論(ディスカッション)をする。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
参考論文:「心理臨床学研究」「心理学研究」「特殊教育学研究」「リハビリテイション心理学研究」「心理劇研究」その他の学会誌、および各大学や研究所の紀要 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 30 | 30 | 10 | 30 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 特になし |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 第2週以降の準備 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者への応用行動分析・TEACCHプログラム(講義) | |
事後学習(復習) | 講義について分かったことのレポート | |
第3週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者への応用行動分析(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者への応用行動分析(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者へのTEACCHプログラム(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者へのTEACCHプログラム(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者へのSST・音楽療法(講義) | |
事後学習(復習) | 講義について分かったことのレポート | |
第8週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者へのSST(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者へのSST、音楽療法・音楽活動(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者への音楽療法・音楽活動(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者への心理劇・動作法(講義) | |
事後学習(復習) | 講義について分かったことのレポート | |
第12週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者への動作法(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者への心理劇、動作法(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 当該療法に関する概念や用語の検索、論文検索 |
授業 | 障害児者への心理劇(論文) | |
事後学習(復習) | 発表資料を読み返す。概念や用語の整理。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 授業の全体を振り返り、自分の学びを意識化する。 |
授業 | 授業のまとめに関するレポート | |
事後学習(復習) | 授業のまとめに関するレポート作成 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | テーマは受講生数などの条件により変更することがある。 第1週に分担を決めるのでできるだけ欠席しないこと。 |