科目名 | 環境教育特論 |
ナンバリング | MC_c2_03 |
担当者 | 飯盛 啓生 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 子ども学専攻 |
分類 | 選択科目 教科・領域分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
本授業では小学校における環境教育に必要な能力や技術を身につけることを目的とする。環境問題を科学的な視野で捉え理解を深める内容とし、さらに体験型の学習・グループ活動を入れて展開し小学校における環境教育の例を構築する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)子ども期の環境教育の必要性について理解することができる。2)川、山など自然の景色を地図と地質図により理解することができる。3)地球上での水の循環について理解することができる。4)水質汚染について実験を通して、理解し、環境負荷の軽減について討論する。5)身近なゴミ問題について調査し、ゴミの軽減について発表する。6)大気汚染について考え、学校現場で必要な環境情報について理解することができる。7)気象の変化について理解し、自然災害に備える教育方法について討論する。8)自然エネルギーの利用について調べ、発表する。9)佐賀県の特有の生き物を知る。10)植物の働きについて理解することができる。11)季節における稙物の様子について観察し、紅葉のメカニズムについて理解することができる。12)子ども期からの環境保全に向けた取り組みについて討論し、まとめることができる。13)学校ISOについて調べ、その現状についてまとめることができる。14)佐賀県の小学校の環境教育の現状について 発表し、それについての意見を述べることができる。15)こども期の環境教育の実践例を構築し発表することができる。 |
学習方法 | 講義、簡易的な実験、ディスカッション、復習を兼ねたレポート ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
参考書:環境科学の基礎 開成出版 著者 飯盛啓生 他二名、科学の扉―環境化学から― 開成出版 著者 飯盛啓生 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 60 | 20 | 100 | |||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | ○ | 60 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | こども期の環境教育について各自考えておく。 |
授業 | 子ども期の環境教育の必要性について話し合い、理解する。 | |
事後学習(復習) | 授業内容についてまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 佐賀県の自然環境について調べておく。 |
授業 | 川、山など自然の景色を地図と地質図から理解し、地域の特性について知る。 | |
事後学習(復習) | 佐賀県の地質図をみて特徴を確認する。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 地球上の水について調べておく。 |
授業 | 地球上での水の循環について考え、雨、地下水、河川、海水について理解する。 | |
事後学習(復習) | 地球上の水の循環から水環境を考察する。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 水質汚染の指標について調べておく。 |
授業 | 水質汚染について考え簡単な実験を実施する。環境負荷の軽減について討論する。 | |
事後学習(復習) | 実験内容についてまとめる。(レポート作成) | |
第5週 | 事前学習(予習) | 生活から出るゴミについて考える。 |
授業 | 身近なゴミ問題について調査し、ゴミの軽減について発表する。 | |
事後学習(復習) | 生活から出るゴミの軽減法についてまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 日常における大気汚染について考えておく。 |
授業 | 大気汚染について考え、学校現場で必要な環境情報について理解する。 | |
事後学習(復習) | 幼稚園・学校現場において気をつけておくべき大気汚染情報についてまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 気象変化について調べておく。 |
授業 | 気象の変化について理解し、自然災害に備える教育方法について討論する。 | |
事後学習(復習) | 災害時の教育者のあり方についてまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 自然エネルギーについて調べておく。 |
授業 | 自然エネルギー(温泉、地熱、太陽光、風など)の利用について調べ、発表する。 | |
事後学習(復習) | 自然エネルギーの長所・短所についてまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 身近な生物について調べておく。 |
授業 | 佐賀県の生き物(昆虫、野鳥、植物、海産物など)について調べ、まとめる。 | |
事後学習(復習) | 佐賀県の生き物の現状についてまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 植物と日常生活・環境との関係について調べておく。 |
授業 | 植物の働き(炭酸ガスの吸収、気温調節、防風など)について理解する。 | |
事後学習(復習) | 植物の働きについてまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 紅葉する植物について調べておく。 |
授業 | 季節における稙物の様子について観察し、紅葉のメカニズムについて理解する。 | |
事後学習(復習) | 紅葉のメカニズムについてまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | こども期における環境保全にむけた取り組みの方法について考えておく。 |
授業 | 子ども期からの環境保全に向けた取り組みについて討論する。 | |
事後学習(復習) | 討論の結果をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | SDGsについて調べておく。 |
授業 | SDGsについて調べ、その現状について理解する。 | |
事後学習(復習) | SDGsについてまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 「環境教育」の現状について調べておく。 |
授業 | 「環境教育」の現状について理解する。 | |
事後学習(復習) | 「環境教育」についてまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | こどもと環境教育についてまとめる。 |
授業 | こどもの環境教育の実践例を構築し発表する。 | |
事後学習(復習) | 子ども期の環境教育について各自の考えをまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 ※授業計画の各週の学習内容はあくまでも予定であり、講義の進行状況等より多少の変更が出ることがあります。 |