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キャリアアップ講座Ⅰ

科目名 キャリアアップ講座Ⅰ
ナンバリング
担当者 利光 恵
村岡 淑恵
本山 修
開設学科
専攻・コース
心理カウンセリング学科
分類 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 1年 通年 1単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
 前半は、「書く・読む・聞く・話す」などの言語活動を通して、主体的に学ぼうとするモチベーションを高める。授業では、できるだけ身近な資料を用いて学修に必要な知識や技能を高め、学生生活を送るためのスキルアップを図る。互いの小論文を読み合うことにより、自らの視点や思考について、他者との違いや共通点を感じ取りアイデンティティの確立を図る。
実務経験に
関連する
授業内容
心理学はことばを大切にする学問であり、特にカウンセリング等の面接においては、ことばにならない身体言語から理解しようとする感性が求められる。本授業においては、言語表現が苦手な人も含め、表現されたことばを互いに受容し合い、文章の行間からも読み取る姿勢を大切にする。授業の中ではシェアリングや意見交換など、相互理解を深める場を設定している。
授業の
到達目標
評価は下記の観点で実施し、主として毎時提出する小論文、課題を用いて評定する。
  ① 授業に対する関心・意欲がある。
  ・主体的に取り組む姿勢をもつ(出席状況を含む)
・課題等の提出がきちんとなされる。
  ② 学修に必要な言語能力を高める
  ・言語を用いたコミュニケーション能力の向上 ※特に文章による表現・理解・語彙力
  ・プレゼンテーションの方法に慣れ、相手にわかりやすく伝えることができる。
  ③ 言語に関する知識を深める
  ・常用する漢字の読みや心理学用語に親しむとともに、専門分野での学習につなぐ。
  ・主述の関係や文のねじれ等がわかる(正確に記述するための文法と叙述法の理解)
学習方法 普段から生活の中にあることばに関心をもち、新しい知識を得る喜びを大切に語彙を増やし、わからないままにせず調べ確認する習慣化を図る。心理学の専門用語については、英語のスペルも確認する。また、意識してメモを取り、心の動きを言語化することを意識して行い、文章を書くことに対する苦手意識を克服していく。
テキスト及び
参考書籍
西九州大学心理カウンセリング学科編集 キャリアアップ講座Ⅰ「心理学生スキルアップ便覧」ちょこっとお役に立てるハンドブック 2023 他 
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5 5   10     20             10 20 10     10 10         100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等 10
宿題・授業外レポート 60
授業態度 20
受講者の発表  
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 図書館から書籍(ジャンル、内容は問わない)を1冊以上借りる。簡単な自己紹介を考えておく。
授業 ガイダンス(授業アンケート、セルフチェック等)。・国語の基礎知識(漢字の成り立ち、四字熟語・難読漢字)・リアクション・ペーパーの書き方 ・ICT(単語登録・ショートカットキー)
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに小論文(課題あり)を書いて提出する。配布した資料(冊子)に目を通し、概要を把握しておく。
第2週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B インターネットの活用(個人情報保護、倫理と著作権)・日常文の書式(メール、手紙、案内状等の書き方) C NIE(新聞記事を読む) D 文集を読み合う
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第3週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B インターネットの活用(個人情報保護、倫理と著作権)・日常文の書式(メール、手紙、案内状等の書き方) C NIE(新聞記事を読む) D 文集を読み合う
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第4週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B「韻文」行間を読み取る(短歌・俳句・現代詩)・読みとること、ことばを文字で紡ぐ意味(イメージをことばにする) C NIE(新聞記事を読む) D 文集を読み合う
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第5週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B 表現力を高める(プレゼンテーション) ・文章を図式化する。見せるパワーポイントの使い方 C NIE(新聞記事を読む) D 文集を読み合う
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第6週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B 説明的文章を読み生活の中に生かす。・マニュアルを読んで折り紙を折る。C NIE(新聞記事を読む) D 文集を読み合う
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第7週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B レジュメ・レポートの書き方(アブストラクトabstract )・課題レポートの推敲法(敬体・常体)、要約 C NIE(新聞記事を読む) D 文集を読み合う
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第8週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B 日本の文化と言語 「和歌・随筆・紀行文」(歳時記、暦) ・筆ペンで書写を楽しむ(行書・草書で名前を書く) C NIE(新聞記事を読む) D 文集を読み合う
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第9週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B 論文記述の基本(章立て、剽窃、引用、参照) ・アウトライン、目次 C NIE(新聞記事を読む) D 文集を読み合う
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第10週 事前学習(予習) 前時に出された漢字の読みを再度確認して小テストに備える。
授業 A 漢字小テスト B ことばを伝え合う(コラージュ制作体験)・コラージュ制作後のシェアリング     D 文集を読み合う ・授業評価(アンケート等)
事後学習(復習) 漢字の読みを確認して本時の振り返りをするとともに、小論文(課題あり)を書いて提出する。配布された資料に目を通す。
第11週 事前学習(予習) マナーが必要な理由を考えてくること。
授業 後期授業オリエンテーション  マナーを踏まえた言葉遣い(敬語)
事後学習(復習) 授業時に配布した資料を読み直しておくこと。
第12週 事前学習(予習) メールのマナーについて調べておくこと。
授業 マナーを踏まえたメールの書き方
事後学習(復習) メールを教員に送る課題を実施すること。
第13週 事前学習(予習) ノートをとることで困った体験を整理しておく。
授業 分かりやすいノートの書き方
事後学習(復習) 授業時に配布した資料を読み直しておくこと。
第14週 事前学習(予習) 事前に配布した予習プリントを取り組むこと。
授業 図・表から事実を読み取る
事後学習(復習) 授業時に配布した資料を読み直しておくこと。
第15週 事前学習(予習) 事前に配布した予習プリントを取り組むこと。
授業 数字が示す事実を考える
事後学習(復習) 授業時に配布した資料を読み直しておくこと。
第16週 事前学習(予習) 事前に配布した予習プリントを取り組むこと。
授業 考えを伝わるように書く
事後学習(復習) 授業時に配布した資料を読み直しておくこと。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ・合理的配慮が必要な場合は、遠慮なく申し出る。
・Dの小論文は、原則として毎時授業終了後に提出する。
※提出された小論文は匿名で次時に紹介する。