科目名 | 健康運動学特論 |
ナンバリング | MR_D2_01 |
担当者 | 庄野 菜穂子 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻 |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
身体活動不足(physical Inactivity)・座りすぎ(Sedentary)は今や世界的な健康課題となっている。コロナ禍においてさらに悪化が危惧されるところである。一方で、過度の身体活動によるスポーツ障害・燃え尽き症候群は競技者における健康課題でもある。ここでは身体活動量の低下や過剰がもたらす疾患や健康障害、適切な身体活動のありかたやその機序について理解する。疾患別の症例検討、自分自身を対象とした測定・評価・実践の体験を通してさらにその理解を深める |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当者である庄野は医師免許取得後、佐賀大学で研究・教育に携わりながら、医療機関・企業・スポーツ現場等において臨床医・産業医・スポーツ医としての実務経験を蓄積してきた。2007年にライフスタイル医科学研究所を開設し診療業務・産業医業務を行なう傍ら、西九州大学では特命教授として授業を担当する。 |
授業の 到達目標 |
1)身体活動量の低下がもたらす疾患や健康障害について理解し、説明できる 2)過度の身体活動によって発症する疾患や健康障害について理解し、説明できる 3)疾患や健康障害を有する者における運動負荷中の生理反応について理解し、説明できる 4)疾患や健康障害を有する者における運動の効果発現の過程や機序について理解し、説明できる 5)運動負荷テストの実際および運動実践前後の評価を体験する |
学習方法 | 講義と実習、症例検討、文献抄読ほか |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト;進藤宗洋、田中宏暁、田中守編集、「健康づくりトレーニングハンドブック」朝倉書店 参考文献;適宜紹介 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスに目を通す |
授業 | オリエンテーション、授業計画について | |
事後学習(復習) | 配布された資料などを整理する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動と疾患の関係に関する文献的考察 | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 運動に対する生理学的反応(運動負荷テスト)の理論 | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 運動に対する生理学的反応(運動負荷テスト)の測定と評価 | |
事後学習(復習) | 測定結果をみ直し、整理する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 運動処方の理論と組み立て方の実際(自分の運動処方をつくる) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第6週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動の効果と機序についての文献的考察と症例検討①(肥満症、脂肪肝) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動の効果と機序についての文献的考察と症例検討②(糖尿病、脂質異常症) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動の効果と機序についての文献的考察と症例検討③(高血圧症、高尿酸血症) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動の効果と機序についての文献的考察と症例検討④(高血圧症、心疾患、脳血管疾患) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動の効果と機序についての文献的考察と症例検討⑤(運動器疾患) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動の効果と機序についての文献的考察と症例検討⑥(下肢の身体障害者) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動の効果と機序についての文献的考察と症例検討⑦(がん) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 身体活動の効果と機序についての文献的考察と症例検討⑧(精神疾患) | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 配布資料やテキストに目を通す |
授業 | 運動実践効果の評価と考察 | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料等を読み直し整理する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 資料を整理しレポートを作成する |
授業 | 質疑討論と総括 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |