科目名 | 地域生活支援学特論 |
ナンバリング | |
担当者 | 加登田 惠子 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 健康福祉学専攻(博士前期課程) |
分類 | 選択科目 基礎分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
本科目は、地域生活支援学の中核に位置する福祉政策と福祉制度について、その原理にかかわる理念ならびに根本概念について理解を深めるとともに、雇用、教育、住宅、所得、医療、介護、福祉サービス等の社会政策全般に関する知識を教授することをねらいとしている。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
① 地域生活支援と社会政策との関連性について説明することができる。 ② 各分野の個別の制度の概要と現状を説明することができる。 ③ 地域生活支援の動向や課題、専門職者の役割やあり方について考え、説明できる。 |
学習方法 | 講義主題に関する質疑応答及びリーディングスを基にしたレポート発表とディスカッション。 視聴覚教材(ICT活用等) |
テキスト及び 参考書籍 |
特になし、その都度資料を用意する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 20 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | 70 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 各自の地域生活課題に関する問題意識を掘り起こしておく。 |
授業 | オリエンテーション (できるだけ各自の問題意識に則して、素材のウエイトを調整する) | |
事後学習(復習) | 授業の概要を振り返り、整理しておく。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | I 近代化の過程における地域生活課題の変容と社会的支援制度の発達過程 ① | |
事後学習(復習) | 「貧窮」から「貧困」への変容と、明治期 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | I 近代化の過程における地域生活課題の変容と社会的支援制度の発達過程 ② | |
事後学習(復習) | 近代国家における生活課題と社会事業の対応についてまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | I 近代化の過程における地域生活課題の変容と社会的支援制度の発達過程 ③ | |
事後学習(復習) | 戦時下における生活問題の発生と軍国主義的生活支援体制についてまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅱ 高度成長期における地域生活課題と社会的支援体制の課題 ー福祉3法体制と貧困ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、時代的特性をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅱ 高度経済成長期における地域生活課題と社会的支援の課題 ー福祉6法体制と新しい貧困ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、時代的特性をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅱ 高度経済成長期における地域生活課題と社会的支援の課題 ー福祉8法体制と高齢化社会ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、時代的特性をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅱ 低経済成長期における地域生活課題と社会的支援の課題 ー少子高齢社会化の進行と福祉改革ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、時代的特性をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅲ 現代社会における地域生活課題と社会的支援の課題 ー地域の子育て力と子育て支援ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、生活支援課題についての考えをまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅲ 現代社会における地域生活課題と社会的支援の課題 ー独居老人と地域生活支援ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、生活支援課題についての考えをまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅲ 現代社会における地域生活課題と社会的支援の課題 ーNPOによる障害者地域生活支援ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、生活支援課題についての考えをまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅲ 現代社会における地域生活課題と社会的支援の課題 ーDV被害者と地域生活支援ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、生活支援課題についての考えをまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅲ 現代社会における地域生活課題と社会的支援の課題 ー引きこもり問題と地域生活支援ー | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、生活支援課題についての考えをまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | Ⅳ 北欧型(スウェーデン、フィンランド)地域生活支援施策の価値と方法 (国際比較) | |
事後学習(復習) | 授業の内容を振り返り、生活支援課題についての考えをまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テーマに関する配布関係資料に目を通す。 |
授業 | 総合的ディスカッション | |
事後学習(復習) | 授業全体を振り返り、学びについての考えをまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 参考文献は各回のテーマに応じて紹介するとともに、教材とする関連論文等を配布する。 また、ディスカッションの素材として、ドキュメンタリー映像などを活用する場合もある。 以下の学会誌等に、適宜目を通す習慣をつけることが望ましい。 ○日本社会福祉学会『社会福祉学』 ○社会事業史学会『社会事業史研究』 ○公益財団法人『社会福祉研究』 ○日本地域福祉学会『日本の地域福祉』 ○国立社会保障・人口問題研究所『海外社会保障研究』 |