科目名 | 教職実践演習(養護教諭) |
ナンバリング | NS_G4_1 |
担当者 | 鈴木 雅子 |
開設学科 専攻・コース |
看護学科 |
分類 | 資格科目 専門教育科目 |
関連する 資格・免許 |
養護教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
小城 | 4年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
これまでの教職課程科目の履修を通じて学んだことや養護実習において経験したことを振り返り、教員(養護教諭)として最低限必要な資質や能力が身についているかを確認することをねらいとする。各週の授業では、教職観、児童生徒の理解、生徒指導・教育相談、保健教育(保健学習や保健指導等)の指導力、特別支援教育、養護教諭に必要な資質と能力、保健室経営などのテーマを扱う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
助産師として小児保健や養護教諭としての実務経験を踏まえ養護教諭に必要な知識と技術、また具体的な教育活動について解説する。 |
授業の 到達目標 |
1)教育に対する使命感や情熱を持ち、児童生徒の成長・健康・安全を第一に考え、適切に行動できる。 2)社会・組織の一員としての自覚を持ち、他の教職員や関係機関の職員と連携し校務を遂行し、保護者や地域 の関係者とも良好な人間関係を築くことができる。 3)児童生徒の成長や発達、心身の状況を踏まえ、課題を理解したうえで、規律ある保健室経営を行う。 4)保健教育(保健学習や保健指導等)の基礎的事項(知識や技術、話し方、板書等)を身につけ、児童生徒の 反応や学習の定着状況におぷ時手、授業展開や学習形態等を工夫することができる。 5)保健室内外での教育活動においても、児童生徒に対して適切な指導を行うことができる。 以上のように、養護教諭に必要な基礎的な資質能力の育成を目指す。 |
学習方法 | 教員による講義、グループワーク、発表、ディスカッション |
テキスト及び 参考書籍 |
・三木とみ子 新訂 養護概説 ぎょうせい ・学校保健・安全実務研究会編 新訂版 学校保健実務必携 第5次改訂版 第一法規 ・小学校及び高等学校学習指導要領解説 ・教職履修カルテ ・実習日誌 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 4年前期分までの「教職履修カルテ」を全て記入しておく。 |
授業 | 授業のガイダンス、教職課程における学習の振り返り(教職履修カルテ) | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 教職の意義と教員の役割、職務内容 (教職履修カルテ) グループワーク | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 校務分掌から見る学校経営(チーム学校)と最近の教育事情 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 児童生徒の理解と支援(後期教育実習の報告) | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 生徒指導・教育相談1:いじめの現状と対応 (講義とグループワーク) | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 生徒指導・教育相談2:不登校・児童虐待の現状と対応(講義とグループワーク) | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 保健教育の指導力1:模擬授業を通して、授業づくりや評価について確認 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 保健教育の指導力2:学習指導案の作成を通して、教科の知識や技術の確認 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 保健教育の指導力3:模擬授業を通して、授業づくりの修得状況の確認 発表 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 教育現場での実践1:救急処置の振り返り (講義とグループワーク)発表 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 教育現場での実践2:危機管理の振り返り (講義とグループワーク)発表 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 教育現場での実践3:健康相談や特別支援教育の振り返り (講義とグループワーク)発表 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 教育現場での実践4:特別活動での保健指導 (講義とグループワーク)発表 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 教育現場での実践5:個別や集団での保健指導と関係機関との連携(講義とグループワーク)発表 | |
事後学習(復習) | テキストや配布資料に合わせて要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 今週の授業で取り扱うテーマについて、意見を述べることができるように準備しておく。 |
授業 | 授業のまとめ | |
事後学習(復習) | 授業で学んだことの要点をノートにまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・4年前期までの「教職履修カルテ」の記入が完了していない場合は、本授業への参加は認めない。 ・授業には毎回「教職履修カルテ」を持参する。 ・課題(レポート課題等)は、毎回必ず期限内に提出する。 ・発表がある場合は、事前にしっかり練習をしておく。 ・課題(レポート課題等)のフィードバックとして、講評・解説の時間を設ける。 ・担当者交代のためシラバス内容が変更することがあります。 |