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文学と言語

科目名 文学と言語
ナンバリング CE_B1_04
担当者 濱田 隆
開設学科
専攻・コース
健康栄養学科
社会福祉学科
スポーツ健康福祉学科
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
リハビリテーション学科 作業療法学専攻
心理カウンセリング学科
分類 共通教育科目 教養教育科目
関連する
資格・免許
栄養士免許申請資格 管理栄養士国家試験受験資格
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 1年 前期 2単位 選択必修(健康栄養学科・社会福祉学科・スポーツ健康福祉学科・心理カウンセリング学科)
選択(リハビリテーション学科 理学療法学専攻・リハビリテーション学科 作業療法学専攻)
授業の概要
及びねらい
 文学は実生活から派生した言語文化の出発点であるという前提に立って、日本語の特質を歴史的におさえながら、発展的な視点の下に日本文学の変遷を概説する。各ジャンルの特徴的な要素に注目しつつ、地域に直結した文献や作品を紹介する。文学の「滋味」を味わうことを期待し、視聴覚機材を活用した学習を展開する。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1)日本語、特にその表記法の特徴について説明することができる。
2)日本独自の短詩形文学の変遷に対する関心を持つ。
3)文学作品の背後にある時代性と作者像に対して興味を持つようになる。
4)社会の発展と文学との関連を論理的にまとめることができる。
5)ジャンル毎の日本文学の特徴を理解することができる。
6)言葉の持つ重要性を再認識して言語生活における課題を主体的に捉えることができる。
学習方法 講義(「参加プリント」を踏まえた質疑応答を含む)。視聴覚機材を使用し、配付教材に基づいて学習する。
テキスト及び
参考書籍
プリント配付(「教材」及び「復習・予習」用「参加プリント」)。
【健康栄養学科】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     20   30     40                               100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 50
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 40
その他                  
 
合計 100
【社会福祉学科】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     20   30     40                               100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 50
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 40
その他                  
 
合計 100
【スポーツ健康福祉学科】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     20   30     40                               100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 50
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 40
その他                  
 
合計 100
【リハビリテーション学科】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     20   30     40                               100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 50
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 40
その他                  
 
合計 100
【心理カウンセリング学科】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     20   30     40                               100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 50
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 40
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 「シラバス」を読んでおく。
授業 (オリエンテーション) 初期文学の「個性」について一つの事例を見る。
事後学習(復習) 学習方法及び学習内容のまとめ方(レポート形式)を確認する。
第2週 事前学習(予習) 『風土記』の概要を調べておく。
授業 「古代歌謡」 -『肥前風土記』の中に「歌謡性」を探る-
事後学習(復習) 「歌謡性」の要点をまとめる。
第3週 事前学習(予習) 「防人制度」の概要を調べておく。
授業 『万葉集』 -地元九州に関わりの深い「特異な歌」を見る-
事後学習(復習) 『万葉集』の成立と大伴家持についてまとめる。
第4週 事前学習(予習) 「いろは歌」の歴史について調べておく。
授業 かな文字の普及 -「万葉仮名」から「五十音図」までを整理する-
事後学習(復習) 「発音」のうちの稀少な実例を列挙してみる。
第5週 事前学習(予習) 『竹取物語』の「構成」について調べておく。
授業 『竹取物語』 -「求婚譚」に見える作者像を探る-
事後学習(復習) 文学の「担い手」について考える。
第6週 事前学習(予習) 「摂関政治」の概要を調べておく。
授業 和歌の復興 -「歌合」及び『古今和歌集』の文学史的な意義を確認する-
事後学習(復習) 正岡子規の「『古今和歌集』批判」について自分の意見をまとめる。
第7週 事前学習(予習) 「紫式部」について調べておく。
授業 『源氏物語』 -「作者」と「時代設定」を分析的に検証する-
事後学習(復習) 物語の「読者層」についてまとめる。
第8週 事前学習(予習) 共感を覚える「芭蕉の句」を列挙する。
授業 「連歌と俳諧」 -和歌の変遷の過程に重ねて「芭蕉」の人生を俯瞰する-
事後学習(復習) 日本の短詩形文学の変遷についてまとめる。
第9週 事前学習(予習) 「印刷技術の歴史」について調べてみる。
授業 近世の「文芸」 -「江戸時代と町人文化」という視点から「文学の転換」を見る-
事後学習(復習) 文学の「担い手」についてまとめる。
第10週 事前学習(予習) 「学問のすゝめ」冒頭を読んでおく。
授業 近代文学 -文学の側から見る日本の「啓蒙期」と「言文一致運動」の意義を知る-
事後学習(復習) 「言文一致運動」の意義をまとめる。
第11週 事前学習(予習) 芥川龍之介の『藪の中』を読んでおく。
授業 芥川龍之介 -『羅生門』等の作品と「中世説話」を重ね合わせる-
事後学習(復習) 『藪の中』について自分の見方をまとめる。
第12週 事前学習(予習) 今、「気になっている言葉」を列挙してみる。
授業 現在の日本語 -日常の言語活動の中に見える「言葉の本質」と「変遷」を考える-
事後学習(復習) 「言葉」に関する自己の認識についてまとめる。
第13週 事前学習(予習) 作家としての小林多喜二の履歴を調べておく。
授業 小林多喜二① -小樽時代 「プロレタリア文学」への接近の跡を辿る-
事後学習(復習) 小林多喜二の精神形成について知り得たことをまとめる。
第14週 事前学習(予習) 小林多喜二の作品(指定されるもの)を読んでおく。
授業 小林多喜二② -東京時代 『蟹工船』の社会を考察する-
事後学習(復習) 「人間と言語」について感じたことをまとめる。
第15週 事前学習(予習) 学習項目のうち印象に残った一つについてまとめておく。
授業 全体のまとめ  -既習の中から自ら設定した課題についてレポートとして記述する-
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考  いわゆる古典を扱う際も細部の語彙や語法等は学習の対象ではない。