科目名 | アダプテッド・スポーツ論 |
ナンバリング | SH_H3_02 |
担当者 |
山田 力也
坂本 宜昭 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
パラスポーツ指導員(初級スポーツ指導員)資格 パラスポーツ指導員(初級スポーツ指導員)資格 公認スポーツ指導者 パラスポーツ指導者(中級)資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
全ての人々が運動やスポーツを楽しむ権利を、ルールや用具をその人の障害の種類や程度、健康状態や身体機能のレベルに適合(adapt)させることによって保障するアダプテッド・スポーツの意義と考え方について概説し、支援者に期待される役割と課題について教授する。アダプテッド・スポーツの実務に関し学習する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
専門の資格を持つ担当者の豊富な実務経験を踏まえ、パラスポーツ指導者として現場で実際に求められる内容について理論を基に解説していく。 |
授業の 到達目標 |
1)アダプテッド・スポーツの考え方を理解し説明できる。 2)わが国の障害者スポーツの関連施策及び関連組織を説明できる。 3)障がい者スポーツの意義と理念、文化的特性を理解し説明できる。 4)全国障害者スポーツ大会について具体的に説明できる。 5)パラリンピック及び諸外国の動向について知る。 6)障がい者スポーツの現状と、それを取り巻く問題・課題について理解し説明できる。 7)アダプテッド・スポーツの今後の可能性について考えることができる。 8)アダプテッド・スポーツに関する実務を理解し実践(実施)や説明できる。 |
学習方法 | 講義、ワーク、レポート。テキストおよび配布プリント、視聴覚教材(ICT活用等)、グループワーク、フィールドワークを用いて学習する。②授業の導入段階で授業テーマに学修者が興味・関心を持つように工夫し、⑩学期途中で体験課題をだし、レポートをまとめることによって能動的な学修を喚起する授業形態。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:「障がいのある人のスポーツ指導教本(初級・中級)」(公益財団法人)日本パラスポーツ協会編。 参考書籍:適宜資料を配布する。 |
【スポーツ健康福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 20 | 20 | 20 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 50 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【社会福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 20 | 20 | 20 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 50 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | 15 | ||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスとテキスト第1章(pp.2-5)を読んでおくこと。 |
授業 | オリエンテーション スポーツのインテグリティと指導者に求められる資質 | |
事後学習(復習) | テキスト第1章(pp.2-5)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章(pp.10-13)を読んでおくこと。 |
授業 | 障がい者スポーツの意義と理念 | |
事後学習(復習) | テキスト第3章(pp.10-13)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章(pp.26-29)を読んでおくこと。 |
授業 | 障がい者スポーツ推に関する諸施策 | |
事後学習(復習) | テキスト第6章(pp.26-29)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第7章(pp.30-33)を読んでおくこと。 |
授業 | 障がい者スポーツ推進の取り組み | |
事後学習(復習) | テキスト第7章(pp.30-33)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第8章(pp.34-37)を読んでおくこと。 |
授業 | 地域における障がい者スポーツ振興 | |
事後学習(復習) | テキスト第8章(pp.34-37)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第23章(pp.156-159)を読んでおくこと。 |
授業 | 全国障害者スポーツ大会の概要 | |
事後学習(復習) | テキスト第23章(pp.156-159)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト第24章(pp.160-163)を読んでおくこと。 |
授業 | 全国障害者スポーツ大会の歴史と目的・意義 | |
事後学習(復習) | テキスト第24章(pp.160-163)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第25章(pp.164-167)を読んでおくこと。 |
授業 | 全国障害者スポーツ大会の実施競技 | |
事後学習(復習) | テキスト第25章(pp.164-167)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト第25章(pp.167-171)を読んでおくこと。 |
授業 | 全国障害者スポーツ大会の障害区分 | |
事後学習(復習) | テキスト第25章(pp.167-171)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第26章(pp.172-175)を読んでおくこと。 |
授業 | 全国障害者スポーツ大会選手団編成とスタッフの役割 | |
事後学習(復習) | テキスト第26章(pp.172-17)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 配布資料を読み、訪問施設について事前に調べておくこと。 |
授業 | 障がい者スポーツセンターについて(障がいのある人との交流を含む) | |
事後学習(復習) | 板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第11章(pp.44-47)を読んでおくこと。 |
授業 | リスクマネジメント | |
事後学習(復習) | テキスト第11章(pp.44-47)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第9章(pp.38-39)を読んでおくこと。 |
授業 | 障がい者スポーツ指導員としてのキャリア形成(1)講義 | |
事後学習(復習) | テキスト第9章(pp.38-39)、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第9章(pp.39-40)を読み、グループワークの準備をしておくこと。 |
授業 | パラスポーツ指導員としてのキャリア形成(2)グループワーク | |
事後学習(復習) | テキスト第9章(pp.39-40)、グループワークの内容をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキストと配布資料等で講義内容の全体を振り返ること。 |
授業 | まとめ 試験 | |
事後学習(復習) | テキスト、板書と配布資料を合わせ、要点をまとめ試験に備える。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 配布資料を読んでおくこと。 |
授業 | 諸外国における障がい者スポーツ | |
事後学習(復習) | 板書と配布資料を合わせ、要点をまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・後期開講科目「運動方法学演習11(アダプテッド・スポーツ)」を履修すること。 ・福岡市障がい者スポーツセンター(さんさんプラザ)の施設見学(現地集合・解散)を行う予定。 ・授業には必ず指定テキストを持参すること。 ・授業の事前・事後にテキストおよび配付資料を熟読すること。 ・レポート課題は評価を行い返却する。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(実習時間)を確保すること。 「講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間」 |