科目名 | ソーシャルワークの理論と方法(専門)Ⅱ |
ナンバリング | |
担当者 | 占部 尊士 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
実践に即応できる技術の習得を目指すため、具体的事例を提示しながら講義を展開する。またテキストにそって新たに課題となる精神障害者の就労や地域生活支援の意義、援助技術について理解を促す。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
医療機関にて精神科ソーシャルワーカーとして実務に携わった教員が実践的な学びを提供する。 |
授業の 到達目標 |
①精神保健福祉専門職として必要な援助技術に関心を持つ。 ②自己理解や他者理解のために、必要な自己表現ができる。 ③精神保健福祉分野での個別支援技術について理解する。 ④精神保健福祉分野での集団援助技術について理解する。 ⑤障害者のケアマネジメントについて、関連法との関係から理解する。 ⑥チームアプローチにおける精神保健福祉士の役割を理解する。 ⑦障害福祉計画における精神保健福祉士の役割を理解する。 ⑧精神保健福祉士の地域援助について理解できる。 ⑨精神保健福祉士の援助技術全般について理解を深める。 |
学習方法 | テキストおよび配布プリントに基づいて進めていく。また、学習状況に応じてテキスト以外の教材を活用する。 学修ポートフォリオを活用し、レポートの提出などを求めることがあります。 (配布資料などにおいて特別な配慮が必要な場合は、事前に申し出てください。) |
テキスト及び 参考書籍 |
最新 精神保健福祉士養成講座6「ソーシャルワークの理論と方法(精神専門)」(中央法規出版)ISBN:978-4-8058-8257-3 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 10 | 20 | 30 | 20 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | 60 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ○ | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを基に学習内容を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 「ソーシャルワークの理論と方法(精神専門)」を学ぶ意義を理解する(オリエンテーション) | |
事後学習(復習) | 「ソーシャルワークの理論と方法(精神専門)を学ぶ意義」について理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキストを読んでおくこと |
授業 | コミュニティワーク-精神保健福祉分野におけるコミュニティワークの意義 | |
事後学習(復習) | 「精神保健福祉分野におけるコミュニティワークの意義」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 「地域における精神保健福祉の向上」について、参考書籍や配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | コミュニティワーク-地域における精神保健福祉の向上 | |
事後学習(復習) | 「地域における精神保健福祉の向上」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキストを読んでおくこと |
授業 | ソーシャルアクションへの展開-ソーシャルアクションの基本的視点 | |
事後学習(復習) | 「ソーシャルアクションの基本的視点」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 「個別支援から地域における体制整備」について、参考書籍や配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | ソーシャルアクションへの展開-個別支援から地域における体制整備 | |
事後学習(復習) | 「個別支援から地域における体制整備」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 「政策提言・政策展開」について、参考書籍や配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | ソーシャルアクションへの展開-政策提言・政策展開 | |
事後学習(復習) | 「政策提言・政策展開」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 「精神障害者の地域移行・地域定着に関わる展開(事例分析)」について、参考書籍や配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | ソーシャルアクションへの展開-精神障害者の地域移行・地域定着に関わる展開(事例分析) | |
事後学習(復習) | 「精神障害者の地域移行・地域定着に関わる展開(事例分析)」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキストを読んでおくこと |
授業 | 多職種連携・多機関連携(チームアプローチ)-連携の意義と目的 | |
事後学習(復習) | 「連携の意義と目的」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 「多職種連携・多機関連携の留意点」について、参考書籍や配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 多職種連携・多機関連携(チームアプローチ)-多職種連携・多機関連携の留意点 | |
事後学習(復習) | 「多職種連携・多機関連携の留意点」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 「チームビルディング・チームの形態と特徴」について、参考書籍や配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 多職種連携・多機関連携(チームアプローチ)-チームビルディング・チームの形態と特徴 | |
事後学習(復習) | 「チームビルディング・チームの形態と特徴」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 「連携における精神保健福祉士の役割」について、参考書籍や配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 多職種連携・多機関連携(チームアプローチ)-連携における精神保健福祉士の役割 | |
事後学習(復習) | 「連携における精神保健福祉士の役割」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 「多職種連携・多機関連携(チームアプローチ)の実際(事例分析)」について、参考書籍や配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 多職種連携・多機関連携(チームアプローチ)の実際(事例分析) | |
事後学習(復習) | 「多職種連携・多機関連携(チームアプローチ)の実際(事例分析)」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキストを読んでおくこと |
授業 | ソーシャルアドミニストレーションの概念とその意義 | |
事後学習(復習) | 「ソーシャルアドミニストレーションの概念とその意義」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキストを読んでおくこと |
授業 | 関連分野における精神保健福祉士の実践展開-学校・教育分野/産業分野/司法分野/災害分野 | |
事後学習(復習) | 「関連分野における精神保健福祉士の実践展開」について、理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの学習内容についてまとめたノートを参考に振り返りを行い、理解度を確認しておくこと。 |
授業 | まとめ(各達成目標のまとめ、倫理観や価値観、福祉観の構築) | |
事後学習(復習) | 精神保健福祉の専門職として理解すべき「ソーシャルワークの理論と方法(精神専門)」の内容についてまとめること。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しています。授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更が出る場合があります。 配布資料などにおいて特別な配慮が必要な場合は、事前に申し出てください。精神保健福祉に関する専門的な用語の理解が必須となりますので、日本語能力などにおいては事前にご相談ください。 授業回数の3分の2以上出席していない場合は、受講したことになりません。成績評価を受けられず最終評価試験の受験資格も認められません。再試験の受験なども認め られません。遅刻3回は、欠席1回と見なします。授業開始30分までを遅刻と認め、30分を超えた場合は欠席とします。60分以上の授業参加で出席と見なします。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを講義中にて行います。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(Teams等)に切り替える場合があります。 |