科目名 | 障害者・障害児心理学 |
ナンバリング | PC_B2_07 |
担当者 | 利光 恵 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
認定心理士申請資格 公認心理師受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 3年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
はじめにICFの考え方を踏まえ、障害の概念を解説する。そして主な障害についてその特性と発達的特徴を概観し、各障害児・者に対して心理的支援の展開について説明を行う。後半では、障害児の家族への心理的支援や、専門家間の連携の在り方について講義を行う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
授業者は、30年以上各障害児・者の臨床実践を実施してきた公認心理師・臨床心理士である。 実践で得た臨床的知見を、授業の中で教示していく。 |
授業の 到達目標 |
・「障害」をICFの考え方を基礎に、心身機能・身体構造、活動、参加の3つのレベルと、それらに影響を与える環境因子・個人因子も含め、総合的に捉え理解することができる。 ・各障害特性や発達状況、環境に応じて心理学的支援をどのように提供するのか、架空事例を通して理解することができる。 ・障害児・者の家族における心理特徴について理解できる。 ・障害児・者への心理支援を行う際の心理的技法について理解できる。 |
学習方法 | 講義形式(討議・ビデオ視聴を含む)で行う。レポートを適宜課す。 |
テキスト及び 参考書籍 |
下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫・大伴潔「障害者・障害児心理学」ミネルヴァ書房 をテキストとして用いる。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 15 | 5 | 5 | 15 | 15 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 100 | |||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | ◎ | 80 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読み、授業展開について理解しておくこと。 |
授業 | 障害概念の歴史的変遷と現在の課題について | |
事後学習(復習) | 教科書p2-11までまとめておくこと | |
第2週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 保育・教育現場における障害児への対応 | |
事後学習(復習) | 教科書p12-23までまとめておくこと | |
第3週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 知的障害(知的能力障害)の理解と支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p24-35までまとめておくこと | |
第4週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 自閉スペクトラム症の理解と支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p36-43までまとめておくこと。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | これまでの授業内容の重要なポイントをまとめておくこと |
授業 | 小テスト① | |
事後学習(復習) | 小テストの内容を復習すること | |
第6週 | 事前学習(予習) | |
授業 | コミュニケーション障害の理解と支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p48-59までまとめておくこと。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 限局性学習症/注意欠如・多動症の理解と支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p60-71までまとめておくこと。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 身体障害・運動障害の理解と支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p72-83までまとめておくこと。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 視覚障害・聴覚障害の理解と支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p84-95までまとめておくこと。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 小テスト①以降の授業内容の重要なポイントをまとめておくこと |
授業 | 小テスト② | |
事後学習(復習) | 小テストの内容を復習すること | |
第11週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 高次脳機能障害の理解と支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p96-107までまとめておくこと。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 保護者・きょうだいへの支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p120-131までまとめておくこと。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 障害者の就労支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p132-145までまとめておくこと。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 成人期以降における障害者の施設・地域での支援について | |
事後学習(復習) | 教科書p146-160までまとめておくこと。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 小テスト②以降の授業内容の重要なポイントをまとめておくこと |
授業 | 小テスト③ | |
事後学習(復習) | 小テストの内容を復習すること |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・受講中の携帯電話の操作、私語、その他他の受講生の受講を妨げる行為を行った場合、受講を制限することがあります。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※小テストを3回行います。評価点が80点分になります。 |