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生活科指導法

科目名 生活科指導法
ナンバリング CS_C2_05
担当者 松井 克行
飯盛 啓生
開設学科
専攻・コース
子ども学科
分類 専門教育科目 専門基幹科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 1年 後期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
日々の生活をとおして、社会や自然に親しみ、季節の変化や生活の中で起こる事象を科学的に理解し、感動を伴う体験型の科学教育につなげる方法について理解する。 将来、科学好きで、社会科や理科が好きな子どもに成長するために「生活」の授業の展開例や展開方法について理解する。
実務経験に
関連する
授業内容
前半の授業(社会との関わり)では,高等学校地歴・公民科の実務経験を持つ教員が,体験的な学習活動から得た気付きを深めていく過程や方法,評価法等を具体的に紹介する。
授業の
到達目標
1)科目としての「生活」についてキーポイントをまとめることができる。
2)「生活」に適したテーマを身の回りから見つけその指導法を構築することができる。
3)社会科理科が好きな子どもに成長するための環境について考察することができる。
4)校庭や野外における事故とその対策について理解することができる。
5)子どもの科学教育に適した教育資源について考察し、それを用いた方法を構築することができる。
6)学習評価方法の方法について理解することができる。
学習方法 講義、プリント、授業の復習を兼ねた小テストを毎回行う(学期途中で小テストを課し,学修者に省察を引き出し能動的な学修を喚起する授業)。適宜,グループワークや実習・発表を行う。なお前半の授業(社会との関わり)では,定期考査もしくはレポート作成を課す。
テキスト及び
参考書籍
テキスト:文部科学省編著『小学小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 生活編』東洋館出版社。
参考書籍:吉田武男監修,片平克弘・唐木清志『初等生活科教育』ミネルヴァ書房。2018年。。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                           5   5 5 35 15 5 5 15 5 5 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 30
小テスト等 35
宿題・授業外レポート 5
授業態度 10
受講者の発表 5
授業の参加度 15
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) テキスト(第1章,第2章)に目を通しておく。
授業 オリエンテーション,生活科の目標 ①(教科目標)
事後学習(復習) テキスト(第1章,第2章第1節),プリントと板書等を合わせ,要点をまとめておく。
第2週 事前学習(予習) テキスト(第2章第1節)に目を通しておく。
授業 生活科の目標 ②(学年の目標)
事後学習(復習) テキスト(第2章第2節),プリントと板書等を合わせ,要点をまとめておく。
第3週 事前学習(予習) テキスト(第3章,第4章)に目を通しておく。
授業 生活科の内容,指導計画の作成と内容の取扱い(グループワーク「年間指導計画」の検討)
事後学習(復習) テキスト(第3章,第4章),プリントと板書等を合わせ,要点をまとめておく。
第4週 事前学習(予習) テキスト(第5章)に目を通しておく。
授業 生活科の指導計画(年間指導計画,単元計画)(グループワーク「単元計画」の検討)
事後学習(復習) テキスト(第5章),プリントと板書等を合わせ,要点をまとめておく。
第5週 事前学習(予習) テキスト(第5章)に目を通しておく。
授業 生活科の単元構成 (グループワーク「単元計画」の開発)
事後学習(復習) テキスト(第5章),プリントと板書等を合わせ,要点をまとめておく。
第6週 事前学習(予習) テキスト(第5章)に目を通しておく。
授業 生活科の学習活動(各グループより「単元計画」の発表)と評価 (グループワーク「ルーブリック」評価法)
事後学習(復習) テキスト(第5章),プリントと板書等を合わせ,要点をまとめておく。
第7週 事前学習(予習) テキスト(第5章)に目を通しておく。
授業 生活科の授業実践例と評価の実習。障害のある児童などへの配慮事項について。
事後学習(復習) テキスト(第5章),プリントと板書等を合わせ,要点をまとめておく。
第8週 事前学習(予習) 総復習としてテキスト,配布資料に目を通しておく。
授業 前半のまとめ(定期試験)
事後学習(復習) 授業で学んだことを復習しておく。試験で不正確なところは復習しておく。
第9週 事前学習(予習) 「生活」と「理科」の関係について知る。
授業 科目としての「生活」について学習し、キーポイントをまとめる。
事後学習(復習) 「生活」と「理科」の関係と生活指導法のポイントをまとめる。
第10週 事前学習(予習) 「生活」の中でとりあげたいテーマについて考えておく。
授業 「生活」に適したテーマを身の回りから見つけその指導法を構築する。
事後学習(復習) 各自で考えたテーマにそった指導法をまとめる。
第11週 事前学習(予習) 校庭や野外の観察についての注意点について考えておく。
授業 校庭や野外における事故とその対策について理解する。
事後学習(復習) 野外観察における注意点と事故の防止策についてまとめる。
第12週 事前学習(予習) 児童が日常生活の中から「理科」へとつなげることのできる内容について考えておく。
授業 「理科」に関連する生活科の指導案について理解する
事後学習(復習) 授業の内容についてまとめる。
第13週 事前学習(予習) アクティブ・ラーニングについて調べておく
授業 生活科とアクティブ・ラーニングについて理解する
事後学習(復習) 授業の内容についてまとめる。
第14週 事前学習(予習) 生活科におけるにICT活用について調べておく。
授業 生活科におけるICT活用について理解する
事後学習(復習) 授業の内容についてまとめる。
第15週 事前学習(予習) 理科科目と関連した生活科科目について調べておく。
授業 理科科目と関連した生活科の指導計画書の作成
事後学習(復習) 指導計画書をまとめる。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。
 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
※授業計画の内容は,受講生の学習状況に応じて,臨機応変に変更することがある。
※オムニバス形式ゆえ,それぞれの担当者の授業を3分の1以上欠席すると単位認定できなくなる。