科目名 | 保育実習Ⅱ(保育所) |
ナンバリング | CS_D4_01 |
担当者 |
櫻井 京子
井上 聖子 |
開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目 |
関連する 資格・免許 |
保育士資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 4年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
保育実習Ⅰにおける経験と課題をふまえ、各保育所の特性や一人ひとりの子どもの実態、保護者の状況等を理解し適切な援助を行う。また、専門職としての保育士の役割や職務を理解し、自らの保育観・倫理観をさらに深め、新しい学習課題を発見する機会とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
保育士資格・幼稚園教諭免許を有し、約2年間保育施設で勤務した経験がある。その立場から多種多様な保育ニーズ、保育現場における実際の子どもの姿、保育者のかかわりなど現場経験を活かした具体的な指導をした上で保育実習に送り出す。 |
授業の 到達目標 |
1)保育実習Ⅱの意義・目的を理解し、指導実習を中心に行うことができる。 2)年齢別保育(子どもの姿、かかわり方、遊び等)について理解し、実際に配慮、援助できる。 3)指導計画を立案することができ、指導計画に基づいた指導ができる。 4)観察記録や実習日誌の意義、目的を理解し、書くことができる。 5)自らの保育を省察し、改善して次の段階につなげることができる。 6)実践を通して保育士として必要な資質、能力、技術をより向上させることができる。 7)保育士の役割として子育て支援・保護者支援の必要性について理解する。 |
学習方法 | 保育所実習10日間 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:「保育所保育指針解説書」厚生労働省編 フレーベル館 「幼稚園教育実習」「保育実習」の手引き 西九州大学子ども学部子ども学科編 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ◎ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 保育実習Ⅰ(保育所)の内容について振り返り、実習課題を明確にした上で目標を立てる |
授業 | 保育所(実習園)の概要について学ぶ(全体的な計画・保育方針・目標など) | |
事後学習(復習) | 実習先保育所の概要について事前に調べたことと体験を通して学んだことの整理をする | |
第2週 | 事前学習(予習) | デイリープログラムを把握し一人ひとりの子どもに対応できるよう準備する |
授業 | 保育全般に参加し、保育技術を習得する | |
事後学習(復習) | 保育全般に参加し、体験を通して学んだ保育技術について整理する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 子どもの発達の違いに応じた援助の方法や多様な保育サービスへの対応について調べる |
授業 | 子どもの個人差を理解し、多様な保育ニーズへの対応方法を体験を通して学ぶ | |
事後学習(復習) | 体験を通して学んだ子どもの個人差や多様な保育ニーズへの対応方法について整理する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 担当保育士等から事前に一人ひとりの子どもの実態や状況について教えを受け理解する |
授業 | 一人ひとりの子どもへの理解を深め、その対応について体験を通して学ぶ | |
事後学習(復習) | 体験を通して学んだ一人ひとりの子どもへの対応について整理する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 子どもの実態や環境を理解した上で指導計画を立案し、担当保育士の指導を受け何度も修正する |
授業 | 指導計画を立案し、実践する | |
事後学習(復習) | 立案、実践、省察・評価、改善を行い整理し、今後の指導に生かす | |
第6週 | 事前学習(予習) | 担当保育士等から事前に一人ひとりの子どもの家庭環境や保護者の状況について教えを受け理解する |
授業 | 家族とのコミュニケーションの方法を体験を通して学ぶ | |
事後学習(復習) | 体験を通して学んだ家族とのコミュニケーションの方法について整理する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 地域社会との連携等、子育て支援における保育所の役割について理解する |
授業 | 地域社会との連携等、子育て支援について体験を通して学ぶ | |
事後学習(復習) | 体験を通して学んだ地域社会との連携等、子育て支援について整理する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 保育所保育において求められる子どもの最善の利益とは何かについて調べ、理解する |
授業 | 子どもの最善の利益への配慮について体験を通して学ぶ | |
事後学習(復習) | 体験を通して学んだ子どもの最善の利益への配慮について整理する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 保育所保育士としての職業倫理について、授業や過去の実習で学んだことを再度復習する |
授業 | 保育所保育士としての職業倫理について体験を通して学ぶ | |
事後学習(復習) | 体験を通して学んだ保育所保育士としての職業倫理について整理する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 実習を通して得た問題や課題を整理し、課題を克服し実現する具体的方法を考える |
授業 | 実習を総括し、自己の今後の課題を明確にする | |
事後学習(復習) | 自らの実習を再度振り返り、課題を克服し実現できるよう今後の目標を設定する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 実際の保育現場で、子どもとかかわりながら「保育所」「保育士」の役割や職務内容、職業倫理について学びます。目的意識を明確にして真摯に学ぶ姿勢で臨んで下さい。 |