| 科目名 | 幼稚園教育実習Ⅱ |
| ナンバリング | CS_D4_03 |
| 担当者 |
櫻井 京子
井上 聖子 |
| 開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門基幹科目 |
| 関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭一種免許状 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
幼稚園教育実習Ⅰにおける経験と課題をふまえ、個々の子ども理解や援助の方法について学びを深め、保育実践に必要な指導力や技能を展開する。専門職としての幼稚園教諭の役割や職務についてさらに理解を深める。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
幼稚園教諭免許・保育士資格を有し、約2年間保育施設で勤務した経験がある。その立場から多種多様な保育ニーズ、保育現場における実際の子どもの姿、保育者のかかわりなど現場経験を活かした具体的な指導をした上で教育実習に送り出す。 |
| 授業の 到達目標 |
１）幼稚園教育の多様な在り方に触れ、それぞれの幼稚園の教育理念や特徴を理解し、述べることができる。 ２）3歳児から5歳児までの各年齢の発達の姿や、子どもの姿を年間の指導計画や短期指導計画に位置づけて、目標やねらいを設定することができる。 ３）時期や子どもの発達に応じた指導案を綿密に作成し、それに添って充実した保育が展開できる。 ４）子ども一人一人を理解し、個に応じた援助について述べることができる。 ５）実習日誌を個々の子どもの指導や指導計画作成に役立つように綿密に書くことができる。 ６）幼稚園教諭の役割や職務内容を認識し、それらを述べることができる。 ７）子育て支援や幼小連携の重要性を理解する。 ８）実習先へのお礼状の重要性を理解し、書くことができる。 |
| 学習方法 | 学外の幼稚園教育実習２週間 |
| テキスト及び 参考書籍 |
テキスト：幼稚園教育要領解説書 文部科学省 フレーベル館 「幼稚園教育実習」「保育実習」の手引き 西九州大学子ども学部子ども学科編 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||
| 授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
| その他 | 50 | ||||||||||||||||||||||||
| 日誌・指導計画案・責任実習・環境整備・自己評価表など | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | 保育者としての規律と礼儀を守り、幼稚園実習Ⅰで得た課題をもとに目標をもって実習に臨む |
| 授業 | 園の教育方針、特色、年間計画や月案、一日の流れなどを把握する | |
| 事後学習(復習) | 子どもとともに生活し、観察したことから、１日の流れを整理する | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 学んだ内容などは、考察を加えて実習日誌に詳細に記録し､次の目標を明確にする |
| 授業 | 子どもの観察や子ども同士のかかわりを通して、発達や特性を把握する | |
| 事後学習(復習) | 子どもの人間関係の育ちなど、気づきを整理する | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 遊びや生活の中で個々に応じた言葉かけやかかわりについて考える |
| 授業 | 保育者の配慮点やかかわり、言葉かけを観察し、個々に応じた援助の方法を学ぶ | |
| 事後学習(復習) | 観察し、かかわる中でで得た保育者の配慮や援助方法をまとめる | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 園生活の一部を担い、部分実習の準備をする |
| 授業 | 部分実習において、子ども理解を深め、興味や関心に合わせて保育を展開する | |
| 事後学習(復習) | 部分実習を振り返り、指導を頂き、改善するところをまとめる | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 指導案を修正し、教材研究や環境構成を整えていく |
| 授業 | 子どもの実態を把握し、一人一人のかかわりと集団への指導の両方を考え保育を行う | |
| 事後学習(復習) | 全体と個の子どもの見方や保育方法について整理する | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 子どもの自発的な活動に結びつくように、指導案を修正する |
| 授業 | 保育環境に留意し、教材準備・雰囲気づくりなどを工夫して､責任実習を行う | |
| 事後学習(復習) | 保育環境が子どもにどう影響していたか振り返り、考察する | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 人的・物的環境について考察し、指導頂いたことをまとめる |
| 授業 | 子どもの状況に合わせて臨機応変に対応し､ねらいを持って保育を行う | |
| 事後学習(復習) | 保育目標やねらいの大切さを整理する | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | １日の保育目標を明確にし、全日保育の準備をする |
| 授業 | 子どもの主体性を尊重し、一日の保育を担当する | |
| 事後学習(復習) | 全日保育を通し、学んだ事、指導頂いたことをまとめる | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 園全体に目を向け、保育者や職員の役割を知る |
| 授業 | 保育者間の役割分担とチームワークについて学び、幼小連携の重要性を理解する | |
| 事後学習(復習) | 専門職としての保育者の役割と職業倫理について整理する | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | 地域における子育て支援としての幼稚園の役割について考える |
| 授業 | 送迎時の保護者との会話などから、保育ニーズ、地域社会への理解、連携について考える | |
| 事後学習(復習) | 保育観を深め、保育者の資質・能力・技術に照らし合わせて、再度自己の課題を明確にする | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 体調管理を十分に行い､社会人として責任ある行動をとること。実習日誌・指導案などの提出期限を厳守すること。クラス担任の指導の下、報告･連絡･相談を行い、連携をとっていくこと。反省会では、積極的に学び､日々目標を持ち、実習に臨むこと。 |