科目名 | 特別研究 |
ナンバリング | |
担当者 | 岡嶋 一郎 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻(博士前期課程) |
分類 | 必修科目 研究演習 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 通年 | 8単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
臨床心理学に関係して各自が関心をもつテーマについて、数多くの文献を読み、質的・量的を問わずそのテーマを解明するのに適切な研究計画を策定して、倫理審査を申請するまでの過程を支援する。その際、①研究がより豊かな人間生活あるいは学問上の発展に寄与するものであるか、②研究が対象者や協力者との良好な関係のもとに進められているか、③誰もが分かるような表現で報告するよう心がけているか、④引用文献の数は十分かの4点を重視する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
・研究テーマに関する先行研究の十分なレビューができる。 ・研究テーマに関して、未開拓の問題を提起することができる。 ・研究テーマに関係するフィールドに足を運ぶことができる。 ・自分が実施する研究方法の長所と短所を把握し、短所を補う方策を考えることができる。 ・研究に関するディスカッションで他の人に質問や意見を述べることができる。 ・修士論文題目提出(9月)において研究題目を定めている。 ・修士論文中間発表会(11月)において研究計画を発表している。 ・研究計画の実行のための準備が進んでいる。 ・倫理審査の申請書類を書くことができる。 |
学習方法 | 各回において、研究論文1本の要旨を報告し、内容について質疑応答を行う。 自身の研究進捗状況について定期的に報告し、課題となるところについて議論や助言を行う。 授業日に備えて、文献整理、研究計画の精緻化、データ分析などを行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
「日本心理学会執筆・投稿の手びき(2022年版改訂版)」日本心理学会編(ダウンロード) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 20 | 10 | 10 | 20 | 10 | 20 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでくる |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 研究テーマを記したレポートを執筆する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究テーマの策定 | |
事後学習(復習) | 研究テーマについて検討する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究テーマの策定 | |
事後学習(復習) | 研究テーマについて検討する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究テーマの策定 | |
事後学習(復習) | 研究テーマについて検討する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究テーマの策定 | |
事後学習(復習) | 研究テーマについて検討する | |
第6週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の策定 | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第7週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、2年生の中間発表に対する議論 | |
事後学習(復習) | 研究計画の策定 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、2年生の中間発表に対する議論 | |
事後学習(復習) | 研究計画の策定 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の具体化 | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第10週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の具体化 | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第11週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の具体化 | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第12週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の具体化 | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第13週 | 事前学習(予習) | 先行研究発表、先行研究を検索し、読む |
授業 | 研究計画の具体化 | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第14週 | 事前学習(予習) | 先行研究発表、先行研究を検索し、読む |
授業 | 研究計画の具体化 | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第15週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、夏休み中の研究遂行計画(序論執筆、材料準備、フィールド確保など) | |
事後学習(復習) | 計画にもとづく研究の遂行 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の具体化(倫理事項の検討を含む) | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第17週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の具体化(倫理事項の検討を含む) | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第18週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の具体化(倫理事項の検討を含む) | |
事後学習(復習) | 課題となった点の解決に取り組む | |
第19週 | 事前学習(予習) | 修士論文中間発表会のレジメ作成 |
授業 | 修士論文中間発表会のレジメ検討 | |
事後学習(復習) | レジメの修正 | |
第20週 | 事前学習(予習) | 修士論文中間発表会のレジメ作成 |
授業 | 修士論文中間発表会のレジメ検討 | |
事後学習(復習) | レジメの修正 | |
第21週 | 事前学習(予習) | 修士論文中間発表会のレジメ作成 |
授業 | 修士論文中間発表会のレジメ検討 | |
事後学習(復習) | レジメの修正と提出 | |
第22週 | 事前学習(予習) | 修士論文中間発表会のスライド作成 |
授業 | 修士論文中間発表会のスライド検討 | |
事後学習(復習) | スライドの修正 | |
第23週 | 事前学習(予習) | 中間発表の準備 |
授業 | 修士論文中間発表会 | |
事後学習(復習) | 質疑応答に関する検討 | |
第24週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究計画の微調整、倫理審査準備 | |
事後学習(復習) | 研究計画の倫理審査申請書への落とし込み | |
第25週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む、倫理審査申請書の作成 |
授業 | 先行研究発表、倫理審査申請書の検討 | |
事後学習(復習) | 倫理審査申請書の修正 | |
第26週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む、倫理審査申請書の作成 |
授業 | 先行研究発表、倫理審査申請書の検討 | |
事後学習(復習) | 倫理審査申請書の修正 | |
第27週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、倫理審査申請書の検討 | |
事後学習(復習) | 倫理審査申請書の修正と提出 | |
第28週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究実施の準備 | |
事後学習(復習) | 研究実施に必要な材料の収集及び作成 | |
第29週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、研究実施の準備 | |
事後学習(復習) | 研究実施に必要な材料の収集及び作成 | |
第30週 | 事前学習(予習) | 先行研究を検索し、読む |
授業 | 先行研究発表、春休み中の研究遂行計画(序論執筆、材料準備、フィールド確保など) | |
事後学習(復習) | 遂行計画にもとづく研究の遂行 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | これまで実施した研究や大学院在籍中に行った研究、報告等を学会等に発表することが推奨される。 授業者は、心理援助において集団、身体、表現が果たす役割に関心を持っている。サイコドラマ、臨床動作法、音楽療法などの行為表現・体験療法系のアプローチを援助論にもち、発達支援、ストレスマネジメント、性教育、余暇と就労、大学生の人間関係づくりなどと心理学との接点での研究、実践経験を比較的有している。 |