科目名 | 心理学研究法特論 |
ナンバリング | MP_E2_01 |
担当者 | 岡嶋 一郎 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻 |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
臨床心理士受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
学部時代に主に学修した量的研究法から心理学研究法の全体的理解をさらに一歩進め、本特論では人間社会の有り様に直に触れる質的研究法(エスノグラフィー)の基礎を学ぶと共にそのセンスを磨くことを目的とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
・質的研究の定義やその背景となる科学観を説明することができる。 ・フィールドへの参入における準備の必要性とその留意点について、体験をもとに説明することができる。 ・エスノグラフィーの概要を説明できる。 ・質的データの分析方法を概説できる。 ・思考ツールも参考に、データを視覚的にまとめることができる。 |
学習方法 | 演習が中心となる。 |
テキスト及び 参考書籍 |
柴山真琴(2006).子どもエスノグラフィー入門 新曜社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 20 | 30 | 10 | 10 | 20 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 卒業論文要旨もしくは研究計画書の準備(※備考参照) |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 特になし | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキストのp133-144を読む。 |
授業 | 量的研究と質的研究 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキストのp1-22を読む。 |
授業 | 研究法としてのエスノグラフィー | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第4週 | 事前学習(予習) | 人物ポートレートの準備 |
授業 | 人物ポートレートの報告 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキストのp23-44を読む。 |
授業 | 参与観察の技法 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキストのp45-64を読む。 |
授業 | 観察演習 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキストのp65-100を読む。 |
授業 | フィールドノーツの作成法 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第8週 | 事前学習(予習) | 観察報告の準備 |
授業 | 観察課題の報告 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキストのp101-132を読む。 |
授業 | インタビューの過程 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキストのp101-132や配付資料を読む。 |
授業 | インタビューの分析 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキストのp157-170を読む。 |
授業 | 思考ツールの紹介 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキストのp171-196を読む。 |
授業 | インタビューの報告準備 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第13週 | 事前学習(予習) | インタビュー報告の準備 |
授業 | インタビューの報告1 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第14週 | 事前学習(予習) | インタビュー報告の準備 |
授業 | インタビューの報告2 | |
事後学習(復習) | 課題への取り組み | |
第15週 | 事前学習(予習) | 特になし |
授業 | 全授業の総括 | |
事後学習(復習) | 特になし |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |