科目名 | 運動処方 |
ナンバリング | SH_G3_01 |
担当者 | 庄野 菜穂子 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
高等学校教諭一種免許状(保健体育) 健康運動実践指導者受験資格 健康運動指導士受験資格 中学校教諭一種免許状(保健体育) |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
運動処方は、運動によって目的とする効果を達成し安全に運動を遂行するための条件設定である。ここでは、 運動処方に関する実務を理解し、実践や説明ができることを目指す。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当者である庄野は医師免許取得後、佐賀大学で予防医学分野の研究・教育に携わりながら、医療機関・企業・スポーツ現場等において臨床医・産業医・スポーツ医としての実務経験を蓄積している。2007年ライフスタイル医科学研究所を開設し診療業務・産業医業務を行なう傍ら、西九州大学では2009年から特命教授として授業を担当している。 |
授業の 到達目標 |
① 運動に伴うリスク(内科系、外科系)及び安全な運動実施の方法について理解する ② 運動前のメディカルチェック(内科系、外科系)について理解し、体験する ③ 対象者における運動当日の心身の状態を適切に把握することができる ② 運動処方(運動種類、強度、時間、頻度、注意事項など)を説明できる ③ 対象者の特性に応じて具体的な運動プログラムの作成・指導ができる |
学習方法 | 初回授業(対面)において下記オリジナルテキストを配布するので欠席は厳禁。2回目以降は毎回オンデマンド方式の遠隔講義を受けながら、各自「学習ノート」に記入し、Teamsでの課題提出を出席とする。 |
テキスト及び 参考書籍 |
オリジナルテキスト(初回授業で配布)「運動処方・運動負荷試験 学習ノート」 参考図書;健康づくりトレーニングハンドブック(朝倉書店)、健康運動指導士養成講習会テキスト(南江堂) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 20 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ◎ | ◎ | 80 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 授業の概要説明、生活状況調査による自己の振り返り、メディカルチェックの重要性 | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第2週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 運動に伴うリスク・1 (内科系のスポーツ障害) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第3週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 運動に伴うリスク・2 (外科系のスポーツ傷害) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第4週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | メディカルチェック・1 (検診結果の読み方) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第5週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | メディカルチェック・2 (検診結果の効果判定) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第6週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | メディカルチェック・3 (心電図の基礎) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第7週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 運動プログラム作成理論・1 (運動処方の考え方) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第8週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 運動プログラム作成理論・2 (運動処方から運動プログラムへの展開) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第9週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 運動プログラム作成理論・3 (服薬者における注意・医師との連携) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第10週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 生活習慣病に対する適切な運動療法・1 (肥満症、メタボリックシンドローム) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第11週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 生活習慣病に対する適切な運動療法・2 (高血圧、脂質異常症) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第12週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 生活習慣病に対する適切な運動療法・3 (糖尿病、高尿酸血症) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第13週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 生活習慣病に対する適切な運動療法・4 (狭心症、心筋梗塞) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る授業内容を振り返る | |
第14週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 生活習慣病に対する適切な運動療法・5 (脳卒中) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第15週 | 事前学習(予習) | 関連資料を自主的に調べる |
授業 | 生活習慣病に対する適切な運動療法・6 (腰痛、膝痛、ロコモティブシンドローム) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第16週 | 事前学習(予習) | 全体の復習を行う |
授業 | まとめ(試験) | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |