科目名 | 運動負荷試験 |
ナンバリング | SH_G3_02 |
担当者 | 庄野 菜穂子 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
健康運動指導士受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
講義では運動負荷試験の目的・方法・特徴について理解する。実習ではお互いに被検者および検者として測定・評価を行い、運動負荷試験の実務について学修する。ただし選択希望者は、前期の「運動処方」をの単位を取得していることを必要条件とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当者である庄野は医師免許取得後、佐賀大学で予防医学分野の研究・教育に携わりながら、医療機関・企業・スポーツ現場等において臨床医・産業医・スポーツ医としての実務経験を蓄積している。2007年ライフスタイル医科学研究所を開設し診療業務・産業医業務を行なう傍ら、西九州大学では2009年から特命教授として授業を担当している。 |
授業の 到達目標 |
運動負荷試験は、①運動耐容能の評価、②運動中の異常確認、③運動処方に必要な運動許容条件設定、などを目的として行なうメディカルチェックのひとつである。運動指導者は医師の補助として試験に携わることから、運動負荷試験についての正しい知識と技術を身につけ、経験をつまなければならない。 ・運動負荷試験の目的、方法、評価について説明できる。 ・運動負荷中の各種生理的反応や評価について説明できる。 ・運動負荷試験の実習において、周囲の状況を把握しながら適切な判断をすることができる。 ・問題点や改善点を見つけ、その対応策を考えることができる。 ・運動負荷試験に関する全ての事象に関心をもち、意欲的に取り組む。 ・真面目に授業に取り組み、測定機器類の準備や後片付けなどを率先して行う。 |
学習方法 | 初回授業(対面)において下記オリジナルテキストを配布する。2回目以降、遠隔授業はオンデマンド方式で各自「学習ノート」に記入する。対面授業は実習方式で行うため動きやすい服装で望むこと。Teamsでの課題提出を出席とする。一定程度の運動負荷をかけることから、安全管理のため健康診断における有所見者及び治療中の怪我・疾患については必ず申告すること。 |
テキスト及び 参考書籍 |
オリジナルテキスト:「運動処方・運動負荷試験 学習ノート」 参考書籍;健康づくりトレーニングハンドブック(朝倉書店)、健康運動指導士養成テキスト(南江堂) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 20 | 10 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実際1(講義) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第2週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実際2(講義) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第3週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習1(自転車エルゴメータを用いたランプ負荷試験1) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第4週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習1(自転車エルゴメータを用いたランプ負荷試験2) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第5週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習1(自転車エルゴメータを用いたランプ負荷試験3) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第6週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 自転車エルゴメータを用いたランプ負荷試験のまとめ(講義) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第7週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習2(自転車エルゴメータを用いた多段階運動負荷試験1) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第8週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習2(自転車エルゴメータを用いた多段階運動負荷試験2) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第9週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習2(自転車エルゴメータを用いた多段階運動負荷試験3) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第10週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 自転車エルゴメータを用いた多段階運動負荷試験のまとめ(講義) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第11週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習3(トレッドミルを用いた多段階運動負荷試験1) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第12週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習3(トレッドミルを用いた多段階運動負荷試験2) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第13週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | 運動負荷試験の実習3(トレッドミルを用いた多段階運動負荷試験3) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第14週 | 事前学習(予習) | 関連資料を調べる |
授業 | トレッドミルを用いた多段階運動負荷試験のまとめ(講義) | |
事後学習(復習) | 授業内容を振り返る | |
第15週 | 事前学習(予習) | 全体を復習する |
授業 | まとめ(試験) | |
事後学習(復習) | 試験内容を振り返る |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |