科目名 | 整形外科学Ⅱ |
ナンバリング | RC_C2_06 |
担当者 | 庄野 菜穂子 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 作業療法学専攻 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
整形外科学IIでは、整形外科学Iで学んだ運動器疾患・外傷の概要をさらに発展させ、運動器に発生する主要な疾患・外傷の各論について解説する。運動器疾患はリハビリテーション対象となるものが多く、整形外科学は国家試験における必須科目でもある。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
担当者である庄野は医師免許取得後、佐賀大学で予防医学分野の研究・教育に携わりながら、医療機関・企業・スポーツ現場等において臨床医・産業医・スポーツ医としての実務経験を蓄積している。2007年ライフスタイル医科学研究所を開設し診療業務・産業医業務を行なう傍ら、西九州大学では2009年から特命教授として授業を担当している。 |
授業の 到達目標 |
1)整形外科学における医学用語の意味を理解し、正しく記載し、適切に使用することができる 2)整形外科学における診察所見や検査所見について、正常な状態と病的状態を区別することできる 3)主要な整形外科疾患や外傷について、その病態、疫学、症状、所見、治療、予後を理解し、説明できる 4)1年次の解剖学、生理学、運動学、公衆衛生学等で学んだ知識を整形外科学に関連づけることができる 5)整形外科学で学んだ知識を、その他の科目とも関連づけて理解する 6)患者の全体像や重症度を判断し、理学・作業療法士として適切な対応をとることができる 7)国家試験における整形外科学分野の問題を解くことができる |
学習方法 | 「整形外科学・学習ノート」をテキストとして遠隔講義を受講し、巻末の練習問題で知識の整理と復習を行う。 毎回の課題提出を出席とする。最終回(定期テスト)は対面で実施する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト;「整形外科学・学習ノート」(オリジナル教材) 参考書籍;整形外科学テキスト(南江堂)、標準整形外科学(医学書院) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 30 | 5 | 5 | 5 | 45 | 5 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 80 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
学習ノートへの記入と自己学習 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論1;骨折各論①(鎖骨、肋骨、肩甲骨の骨折) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論2;骨折各論②(脊椎骨、骨盤の骨折) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論3;骨折各論③(上腕骨の骨折) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論4;骨折各論④(前腕と手の骨折) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論5;骨折各論⑤(大腿骨、膝蓋骨の骨折) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論6;骨折各論⑥(下腿と足部の骨折、骨折の合併症) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論7;その他の外傷性疾患①(肩、肘、膝蓋骨、股関節などの外傷性脱臼) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論8;その他の外傷性疾患②(肩腱板断裂、アキレス腱損傷、膝半月板、膝靭帯損傷) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論9;運動器の循環障害①(骨端症、大腿骨頭壊死症) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論10;運動器の炎症性疾患①(感染症) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論11;運動器の炎症性疾患②(痛風性関節炎、関節リウマチほか) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論12;運動器の退行性疾患①(変形性関節症) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論13;運動器の退行性疾患②(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論14;運動器の代謝疾患(骨粗鬆症、骨軟化症) | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの該当ページに目を通しておく |
授業 | 各論15;骨・軟部腫瘍 | |
事後学習(復習) | 反復学習による知識の定着、参考書による知識の補充 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 整形外科学学習ノートの各論を復習する |
授業 | 学各論16; 各論のまとめ(定期テスト) | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、 講義1単位につき2時間の自習時間を確保すること。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |