科目名 | 理学療法評価学Ⅱ |
ナンバリング | RP_F2_01 |
担当者 | 久保 温子 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
理学療法における評価の位置づけと意義、また評価の種類・評価の流れについて学習する。各論として問診と観察、形態測定、関節可動域テスト、徒手筋力検査、動作解析の理論と概要を講義し、必要に応じて理学療法の臨床現場に則した実務に基づいた実技を取り入れる。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
理学療法士として臨床経験をもつ教員が、その実務経験をふまえ、理学療法における評価の進め方を指導し各評価方法について講義を行う。 |
授業の 到達目標 |
1.理学療法における評価・測定・治療の流れを理解し、修得する。 2.理学療法で用いられる基本的な検査・測定の意義・目的を理解し、修得する。 3.上肢機能評価の理論および方法論について理解する。 4.形態測定の理論および方法論について理解し、修得する。 5.関節可動域測定の理論および方法論について理解し、修得する。 6.徒手筋力検査の理論および方法論について理解し、修得する。 7.理学療法評価に関する評価実務について理解し説明出来る。 |
学習方法 | 講義で進めるが、必要に応じて実習(実技)を取り入れる。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:1.潮見泰藏編『リハビリテーション基礎評価学』羊土社(理学療法評価学Iと同じテキストを使用) 2.Helen j.Hislp著『新・徒手筋力検査法』協同医書出版社 参考書:1.齋藤慶一郎『ROM測定法』メジカルビュー社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 15 | 60 | 25 | 100 | |||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | 90 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 評価学の教科書・ノート・評価器具を準備する |
授業 | 理学療法における評価の基礎・評価学I復習 | |
事後学習(復習) | 教科書第1-2章を読み直す | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教科書 第5章を読む |
授業 | 身体部位別の検査 | |
事後学習(復習) | 姿勢評価の復習 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 教科書 第5章(上肢機能検査)を読む |
授業 | 上肢機能検査 | |
事後学習(復習) | 上肢機能検査実技練習 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教科書 第5章(形態測定)を読む |
授業 | 形態測定 | |
事後学習(復習) | 形態測定実技練習 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 教科書 第5章(形態測定)を読む |
授業 | 形態測定 | |
事後学習(復習) | 形態測定実技練習 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 教科書 第5章(関節可動域)を読む。ゴニオメーターを読めるようにしておく。 |
授業 | 関節可動域測定の基礎と実際(頸部・体幹・肩甲帯) | |
事後学習(復習) | 関節可動域実技練習 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 教科書 第5章(関節可動域)を読む。ゴニオメーターを読めるようにしておく。 |
授業 | 関節可動域測定の基礎と実際(肩・肘・前腕・手・手指) | |
事後学習(復習) | 関節可動域実技練習 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 教科書 第5章(関節可動域)を読む。ゴニオメーターを読めるようにしておく。 |
授業 | 関節可動域測定の基礎と実際(股・膝・足) | |
事後学習(復習) | 関節可動域実技練習 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 徒手筋力検査について教科書を読む。 |
授業 | 徒手筋力検査の基礎と実際(頭部・頸部) | |
事後学習(復習) | 徒手筋力検査実技練習 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 徒手筋力検査について教科書を読む。 |
授業 | 徒手筋力検査の基礎と実際(体幹・骨盤・股関節) | |
事後学習(復習) | 徒手筋力検査実技練習 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 徒手筋力検査について教科書を読む。 |
授業 | 徒手筋力検査の基礎と実際(膝・足) | |
事後学習(復習) | 徒手筋力検査実技練習 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 徒手筋力検査について教科書を読む。 |
授業 | 徒手筋力検査の基礎と実際(肩甲帯・肩・上肢) | |
事後学習(復習) | 徒手筋力検査実技練習 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 徒手筋力検査について教科書を読む。 |
授業 | 徒手筋力検査まとめ | |
事後学習(復習) | 徒手筋力検査実技練習 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 徒手筋力検査について教科書を読む。 |
授業 | 徒手筋力検査まとめ | |
事後学習(復習) | 徒手筋力検査実技練習 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 第14週目までの復習 |
授業 | 今まで学んだ評価まとめ | |
事後学習(復習) | 形態測定・ROM・MMT 実技復習 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | メジャー,ゴニオメータなどの検査に必要な物品を用意しておくこと。 原則ジャージ・ポロシャツで参加すること。 定期試験は実技試験と筆記試験を行う。試験のフィードバックの時間を設ける。 授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更が出る場合がある。変更する場合は授業中に説明する。 事後学習(90分/週)は実技練習も行うこと。 |