科目名 | 発達障害理学療法学 |
ナンバリング | RP_G3_08 |
担当者 | 久保 温子 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
人間発達学・運動学で学んだ正常運動発達の知識を基に、発達障害を呈する小児の理学療法について学ぶ。脳性まひについては様々な病態を理解する。また発達理学療法を行うための評価・目標設定・治療プログラムについての実務についても学修していく。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
発達理学療法の臨床現場での経験をもつ教員が、発達障害における基本的な理学療法の概念と実際の治療について指導する科目である。 |
授業の 到達目標 |
1)知識・理解 理学療法の対象となる小児疾患について基礎知識・理学療法について理解する 脳性まひの病態と理学療法を理解する。 重症心身障害児(者)の理学療法について理解する。 発達障害を示す多様な疾患の病態を理解し、理学療法の対象として理解を深める。 2)思考・判断 発達領域の症例について理学療法に関する実務を理解し、評価・統合・解釈を行うことが出来る。 3)関心・意欲 発達領域の理学療法・作業療法・言語療法について関心をもつ。 |
学習方法 | 講義・視聴覚教材(DVD)(必要に応じて補足プリント配布) グループワーク |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:1.イラストでわかる小児理学療法 上杉雅之監修 医歯薬出版 参考書:1.小児の理学療法 河村光俊著 医歯薬出版 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 40 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | 90 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 教科書を準備する。人間発達学で習ったことを復習する。 |
授業 | オリエンテーション 小児神経系理学療法の歴史 | |
事後学習(復習) | イラストでわかる小児理学療法 第1.2章読む | |
第2週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第3.4章を読む |
授業 | 脳性麻痺について | |
事後学習(復習) | 第3.4章確認してみようを解く | |
第3週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第5章を読む |
授業 | 脳性麻痺について | |
事後学習(復習) | 第5章確認してみようを解く | |
第4週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第6.7章を読む |
授業 | 脳性麻痺について | |
事後学習(復習) | 第6.7章確認してみようを解く | |
第5週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第10章読む |
授業 | 神経筋疾患(筋ジストロフィーほか) | |
事後学習(復習) | 第10章確認してみようを解く | |
第6週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第9章読む |
授業 | 整形外科疾患(二分脊椎ほか) | |
事後学習(復習) | 第9章確認してみようを解く | |
第7週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第9章読む |
授業 | 整形外科疾患(ペルテス病ほか) | |
事後学習(復習) | 第9章確認してみようを解く | |
第8週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第11章読む |
授業 | 遺伝子疾患(ダウン症ほか) | |
事後学習(復習) | 第11章確認してみようを解く | |
第9週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第8.12章読む |
授業 | 新生児・重症心身障害児(者) | |
事後学習(復習) | 第8.12章確認してみようを解く | |
第10週 | 事前学習(予習) | 評価に必要な物品準備 |
授業 | 小児評価法・目標設定・治療プログラム立案 | |
事後学習(復習) | 評価を一人で出来るように復習する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 評価に必要な物品準備 |
授業 | 小児評価法・目標設定・治療プログラム立案 | |
事後学習(復習) | 評価を一人で出来るように復習する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 脳性麻痺について復習する |
授業 | 小児評価法・目標設定・治療プログラム立案 | |
事後学習(復習) | 国家試験問題を解く | |
第13週 | 事前学習(予習) | 日常生活用具・補装具について調べる |
授業 | 日常生活用具・補装具・発達OT/STについて | |
事後学習(復習) | 国家試験問題(補装具について調べる)を解く | |
第14週 | 事前学習(予習) | イラストでわかる小児理学療法 第13章読む |
授業 | 発達障害 | |
事後学習(復習) | 第13章確認してみようを解く | |
第15週 | 事前学習(予習) | 教科書・プリントの見直し |
授業 | まとめ | |
事後学習(復習) | 授業で使用した資料の整理 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 必要に応じて定期試験は2回に分けて行うことがある。 試験はフィードバックの時間を設けます。 事前・事後学習として1コマ90分/週の学習時間を確保する。 授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更が出る場合がある。変更する場合は授業中に説明を行う。 |