科目名 | 神経障害理学療法学演習 |
ナンバリング | RP_H3_08 |
担当者 | 八谷 瑞紀 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
神経・筋に起因する疾患の障害構造を説明し,それぞれの理学療法の評価・治療について講義と演習を通して学び,神経筋疾患に対する理学療法を理解する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
医療機関での臨床経験がある教員が,神経筋障害理学療法の総論,各疾患の概念から理学療法の考え方に関して指導する科目である。 |
授業の 到達目標 |
1)基礎専門科目,特に,解剖学,運動学,生理学,内科学の臨床に則した知識について説明できる 2)神経筋疾患の概要を理解する 3)神経変性疾患の理学療法評価と治療を理解する 4)脱髄疾患の理学療法評価と治療を理解する 5)筋疾患の理学療法評価と治療を理解する 6)多様な病態をみとめる疾患の障害像について理解を深める |
学習方法 | 座学での講義,ディスカッションおよび実習を中心に行う。適宜,視聴覚教材(ICT活用)を用いる。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書:(神経障害理学療法学の教科書に加えて,)医療情報科学研究所 病気がみえるvol.7脳・神経(メディックメディア),参考書:山永裕明 図説パーキンソン病の理解とリハビリテーション(三輪書店) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 20 | 10 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | 80 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 病気がみえるvol.7脳・神経 脱髄性疾患,神経変性疾患,筋疾患を読んでおくこと |
授業 | 神経筋疾患の概要 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 31,病気がみえるvol.7 Parkinson病を読んでおくこと |
授業 | パーキンソン病の症状と病態 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 31~33を読んでおくこと |
授業 | パーキンソン病の評価 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 31~33を読んでおくこと |
授業 | パーキンソン病の理学療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 病気がみえるvol.7脳・神経 進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核変性症を読んでおくこと |
授業 | 進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核変性症 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 28,病気がみえるvol.7 脊髄小脳変性症を読んでおくこと |
授業 | 脊髄小脳変性症の症状と病態 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 28,29を読んでおくこと |
授業 | 脊髄小脳変性症の評価と理学療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 35,病気がみえるvol.7 筋委縮性側索硬化症を読んでおくこと |
授業 | 筋委縮性側索硬化症の症状と病態 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 35,病気がみえるvol.7 筋委縮性側索硬化症を読んでおくこと |
授業 | 筋委縮性側索硬化症の評価と理学療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 36,病気がみえるvol.7 多発性硬化症を読んでおくこと |
授業 | 多発性硬化症の病態,評価と理学療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 36,病気がみえるvol.7 筋ジストロフィーを読んでおくこと |
授業 | 筋ジストロフィーの病態,評価と理学療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 36を読んでおくこと |
授業 | 多発性筋炎・皮膚筋炎の病態,評価と理学療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 36,病気がみえるvol.7 重症筋無力症を読んでおくこと |
授業 | 重症筋無力症の病態,評価と理学療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 中枢神経障害理学療法学テキスト 36,病気がみえるvol.7 ギラン・バレー症候群を読んでおくこと |
授業 | ギラン・バレー症候群の病態,評価と理学療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでのまとめを参照しておくこと |
授業 | まとめ | |
事後学習(復習) | 要点をまとめる |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業外学習:事前に教科書等で予備知識を持つこと。授業後はテキストおよびノートを中心に復習を行うこと。 課題:個別およびグループでの課題を提示する。提出期限は厳守すること。 授業計画はあくまで予定であり,進度に応じて変更あり。ただし,予習範囲は必ず読んでおくこと。 初回のオリエンテーションで評価方法の詳細を伝える。 |