科目名 | 内部障害理学療法学 |
ナンバリング | RP_H3_10 |
担当者 | 八谷 瑞紀 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
内部障害に対する理学療法は必要性が高まり重要視される傾向にある。本講義では,循環器疾患,呼吸器疾患,代謝疾患に対する理学療法を中心に概説する。さらに,技術の習得を目標とした実技を行う。そして,4年生の臨床実習,卒業後に実際の患者さんへ活用できる能力を身につける。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
医療機関での臨床経験がある教員が,内部神経障害理学療法の総論,各疾患の概念から理学療法の考え方に関して指導する科目である。 |
授業の 到達目標 |
1)基礎専門科目,特に,解剖学,運動学,生理学,内科学の臨床に則した知識について説明できる 2)内部障害疾患の理学療法評価法および治療法の知識の習得 3)内部障害患者の全体像を問診からとらえることができる 4)内部障害患者のADLテスト,QOLテストを独自(疾患特異性を理解した)の視点から行える 5)心電図の仕組みを理解し,理学療法士に必要な心電図所見が読解できる 6)内部障害疾患の理学療法について関心を持つ 7)呼吸機能検査の各指標を理解し適切に実施できる 8)運動負荷テストの概要を理解する 9)検査から得られた結果を問題点,プログラム立案に反映することができる |
学習方法 | 座学での講義を中心に行う。適宜,グループワーク,視聴覚教材(ICT活用)により学修を実施する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書:石川朗 15レクチャーシリーズ 内部障害系理学療法 循環・代謝 / 呼吸(中山書店),配布資料 参考書:講義の中で紹介する |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 呼吸 lecture1~3を読んでおくこと |
授業 | 呼吸器系の生理学,解剖学,運動学 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 呼吸 lecture4を読んでおくこと |
授業 | 呼吸リハビリテーションの対象疾患とその病態,治療 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 呼吸 lecture5,6を読んでおくこと |
授業 | 呼吸理学療法のための評価(問診,視診,聴診,触診,測定) | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 呼吸 lecture5,6および循環・代謝 lecture3を読んでおくこと |
授業 | 呼吸理学療法のための評価(運動耐容能評価) | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 心肺運動負荷試験について調べておく |
授業 | 心肺運動負荷試験 | |
事後学習(復習) | 検査結果より臨床的意義をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 呼吸 lecture7~10,13を読んでおくこと |
授業 | 呼吸理学療法のための治療プログラム | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 呼吸 lecture11,12を読んでおくこと |
授業 | 酸素療法と人工呼吸療法 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 循環・代謝 lecture1を読んでおくこと |
授業 | 循環器系の生理学,解剖学 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 循環・代謝 lecture2を読んでおくこと |
授業 | 心電図の診かた | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 循環・代謝 lecture5~8を読んでおくこと |
授業 | 循環器リハビリテーションの対象疾患とその病態,治療 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 循環・代謝 lecture12,13を読んでおくこと |
授業 | 循環器理学療法のための評価(リスクの層別化) | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 循環・代謝 lecture14を読んでおくこと |
授業 | 循環器理学療法のための治療プログラム | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 循環・代謝 lecture9,10を読んでおくこと |
授業 | 糖尿病の病態,検査,治療 | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 循環・代謝 lecture13,15を読んでおくこと |
授業 | 糖尿病のための理学療法評価と治療プログラム | |
事後学習(復習) | テキストと板書を参照し,要点をまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでのまとめを参照しておくこと |
授業 | まとめ | |
事後学習(復習) | 本講義を振り返る |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業外学習:事前に教科書等で予備知識を持つこと。授業後はテキストおよびノートを中心に復習を行うこと。 課題:個別およびグループでの課題を提示する。提出期限は厳守すること。 授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更あり。ただし,予習範囲は必ず読んでおくこと。 初回のオリエンテーションで評価方法の詳細を伝える。 |