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スポーツ行政学

科目名 スポーツ行政学
ナンバリング SH_F2_06
担当者 谷口 勇一
開設学科
専攻・コース
スポーツ健康福祉学科
分類 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目
関連する
資格・免許
中学校教諭一種免許状(保健体育) 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 2年 後期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
本講義では、わが国における体育・スポーツの振興を取り巻く「変化」をみつめつつ、そこでの重要な役割を担う行政(機構)の意味を理解・考察することがねらいとなる。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
私たちの生活の中で「スポーツの存在」は当然視されてきた観が強い。そのことは「水と空気とスポーツはただ」という社会的価値観を形成してきたことも事実である。「スポーツ活動はただ」という状態(社会的価値観)はなぜ成立してきたのか。そこには行政による全面的な普及振興システムが存在してきたことに起因する。しかしながら、わが国の体育・スポーツ振興は、いままさに大きく変化しようとしている。すなわち、「自分たちによる自分たちのためのスポーツ活動の場の整備」といった、いわば、「能動的なスポーツ享受」意識の醸成が求められ始めているのである。到達目標としては、①我が国における現行の体育・スポーツ行政機構をしっかり説明できるようになること、②身近なスポーツ振興体制を知ることにより、今後求められる体育・スポーツ行政の役割について説明できるようになること、である。
学習方法 集中講義での実施の為、毎日小テスト(日刊テスト)を行います。
テキスト及び
参考書籍
特になし(適宜担当教員から資料を配布します)
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率   10   5         5     5 5 5   20 15   10   10 10     100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等 60
宿題・授業外レポート  
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 30
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習)
授業 変わりゆく日本のスポーツ―文化としてのスポーツの意味―
事後学習(復習)
第2週 事前学習(予習)
授業 体育・スポーツ行政機構の理解
事後学習(復習)
第3週 事前学習(予習)
授業 子どものスポーツ機会の充実を考える
事後学習(復習)
第4週 事前学習(予習)
授業 子どものスポーツ機械の充実を考える②―運動部活動の教育的意味を考える―
事後学習(復習)
第5週 事前学習(予習)
授業 スポーツのみつめ方―社会学的な考察から行政論を考えてみます―
事後学習(復習) 理解度確認テスト(日刊テスト)の実施
第6週 事前学習(予習) 佐賀県ならびに神埼市のスポーツ行政組織体系図を作成する
授業 総合型地域スポーツクラブ政策の理解
事後学習(復習)
第7週 事前学習(予習)
授業 総合型地域スポーツクラブ政策の理解②―佐賀県における育成状況を理解します―
事後学習(復習)
第8週 事前学習(予習)
授業 スポーツによるまちづくりの可能性
事後学習(復習)
第9週 事前学習(予習)
授業 地域と学校の関係性を取りまくゆくえ―スポーツ行政に求められる発想とは―
事後学習(復習)
第10週 事前学習(予習)
授業 (スポーツ)行政に求められる心得―サービス精神の重要性―
事後学習(復習) 理解度確認テスト(日刊テスト)の実施
第11週 事前学習(予習) 佐賀県内における総合型地域スポーツクラブマップの作成
授業 支えるスポーツ(ボランティア)論
事後学習(復習)
第12週 事前学習(予習)
授業 支えるスポーツ(ボランティア)論②―スポーツを通じた「つながる」機会の創造とは―
事後学習(復習)
第13週 事前学習(予習)
授業 現代社会とスポーツ―スポーツ振興(推進)に求められる視座とは―
事後学習(復習)
第14週 事前学習(予習)
授業 みんなの「楽しさ」を保証する行政の役割―福祉の課題とレクリエーション協会―
事後学習(復習)
第15週 事前学習(予習)
授業 障がい者スポーツの普及振興と行政の役割
事後学習(復習) 理解度確認テスト(日刊テスト)の実施
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。
 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。