科目名 | 医療的ケアⅠ |
ナンバリング | SW_E3_09 |
担当者 | 安德 弥生 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 介護福祉コース |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
介護福祉士国家試験受験資格 介護福祉士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
医療職との連携のもとで、医療的ケアを安全・適切に実施できるよう必要な知識の習得を目標とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
10年以上、看護師として集中治療室、内科、外科等で勤務。人体の構造と機能の理解を踏まえ、こころとからだの両面から、その病態がどのような要因により引き起こされているのか、その根拠について、実務経験を生かし説明する。 |
授業の 到達目標 |
1)医療の倫理について説明できる。 2)保健医療・介護保険・その他関連する法律、制度について説明できる。 3)安全にたん吸引や経管栄養を提供する重要性・救急蘇生法を説明できる。 4)清潔の概念を理解し、感染・感染予防について説明できる。 5)心身の平常の状態、健康状態の観察・バイタルサイン、急変時の状態・対応が説明できる。 6)呼吸のしくみ、異常呼吸、たんを生じて排出するしくみ、人工呼吸について説明できる。 7)たん吸引の実施に関する説明ができ、同意をとることの必要性が理解できる。 8)子どもの吸引に関する留意点を説明できる。 9)呼吸系の感染と予防、安全確認について説明できる。 |
学習方法 | 講義、演習、視聴覚教材使用、小テストにて習熟度の確認を行う ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
最新 介護福祉士養成講座15「医療的ケア」 中央法規 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 20 | 20 | 30 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト(P2-11)を読んでおくこと |
授業 | 人間と社会 医療とSDGsについて | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト(P11-35)を読んでおくこと |
授業 | 保健医療制度とチームケア | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト(P37-44)を読んでおくこと |
授業 | 安全な療養生活①喀痰吸引や経管栄養の安全な実施 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト(P44-59)を読んでおくこと |
授業 | 安全な療養生活②救急蘇生・リスクマネジメント | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト(P62-70)を読んでおくこと |
授業 | 清潔保持と感染予防①感染予防の基礎知識・職員の感染予防 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト(P70-77)を読んでおくこと |
授業 | 清潔保持と感染予防②消毒と滅菌 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト(P79-82)を読んでおくこと |
授業 | 健康状態の把握①身体・精神の健康 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト(P82-89)を読んでおくこと |
授業 | 健康状態の把握②バイタルサイン・観察、急変状態について | |
事後学習(復習) | テキストP91「演習課題1-8」に取り組む | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト(P94-99)を読んでおくこと |
授業 | 呼吸のしくみとはたらき | |
事後学習(復習) | 解剖・生理をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト(P100-104)を読んでおくこと |
授業 | 喀痰吸引とは | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる 医療用語を覚える | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト(P80-92)を読んでおくこと |
授業 | 人工呼吸器と吸引の理解 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる 医療用語を覚える | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト(P116-118)を読んでおくこと |
授業 | 子どもの吸引 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる 医療用語を覚える | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト(P120-123)を読んでおくこと |
授業 | 喀痰吸引に伴うケア 説明と同意 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる 医療用語を覚える | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト(P123-125) |
授業 | 呼吸器系の感染と予防 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる 医療用語を覚える | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト(P125-132)を読んでおくこと |
授業 | 喀痰吸引により生じる危険、事後の安全確認 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとえる 医療用語を覚える | |
第16週 | 事前学習(予習) | テキスト(P132-135)を読んでおくこと |
授業 | 緊急時の対応と事前対策について 記録 | |
事後学習(復習) | テキストの要点をまとめる | |
第17週 | 事前学習(予習) | これまでの授業内容での要点をまとめる |
授業 | まとめ(試験) | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 3年次前期科目「医療的ケアⅡ」を履修するためには、「医療的ケアⅠ」を修得していなければならない。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(小テスト・レポート等)に対するフィードバックを授業内に行います。 |