科目名 | 命の尊厳 |
ナンバリング | PC_B1_06 |
担当者 | 井本 浩之 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
この講義ではアリストテレスの『霊魂論』の講読を通して、現代人が失った「こころ」の捉え方について考えます。命とは何なのか、命についての定義から始め、生命あるものを生命あるものたらしめている「こころ」についての理解を深めます。この授業は、生命についての科学的見解を紹介しそれを理解していくことが最終的な目的としていません。時には科学的な見解を紹介することもありますがそれは最終的な目的を目指すための道具でしかありません。この授業の目的は哲学的・倫理学的な意味での生命理解を獲得していただくことです。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
・西洋の伝統的な霊魂(こころ)の捉え方を理解すること ・西洋近現代の「こころ」の捉え方を相対化できるようになること |
学習方法 | Teams等をもちいた遠隔講義 テキスト読解 |
テキスト及び 参考書籍 |
資料は事前に配布します。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 20 | 20 | 20 | 5 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ○ | 50 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスをよく読んでおくこと |
授業 | オリエンテーション(授業の進め方) | |
事後学習(復習) | 授業を再現できるノート作成 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 命の定義1 | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第3週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 命の定義2 | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第4週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 命の定義3 | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第5週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | アリストテレス『霊魂論』第3巻第4章を読む | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第6週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 『霊魂論』第3巻第4章を読む2 | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第7週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 『霊魂論』第3巻第5章を読む | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第8週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 寄り道 アリストテレスの霊魂論は時代遅れか? | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第9週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 人間の魂1 | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第10週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 人間の魂2 | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第11週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 人間の魂3 | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第12週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 近現代の心身論(デカルトの心身論理解) | |
事後学習(復習) | 課題をこなすこと | |
第13週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | まとめと振り返り | |
事後学習(復習) | 質問を提出すること | |
第14週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 質問への回答 | |
事後学習(復習) | レポート作成の準備 | |
第15週 | 事前学習(予習) | レポート対策 |
授業 | まとめと振り返り及びレポート課題の提示 | |
事後学習(復習) | 総合レポートの作成 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |