科目名 | 基礎栄養学 |
ナンバリング | LF_E1_03 |
担当者 | 平田 孝治 |
開設学科 専攻・コース |
地域生活支援学科 食健康コース 地域生活支援学科 介護福祉コース 地域生活支援学科 多文化コース |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
食は人間が生命を維持するために必要な栄養素を摂取する必須の活動である。この科目では、各栄養素とその身体での働きや消化吸収の仕組み、遺伝子などについて説明する。栄養素及び人体と食物の相互作用関係を理解させることで、自己の健康管理への志向性をはじめ、栄養士として必要な基礎知識を習得させる。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
栄養と健康について基礎的な知識・理解を得るために、この科目では次の目標を設けます。 1)栄養の基本概念を述べることができる。 2)消化・吸収の仕組みについて説明できる。 3)三大栄養素の役割について説明できる。 4)生物価、アミノ酸価について説明できる。 5)各ビタミン、無機質の生理作用、欠乏症、過剰症について説明できる。 6)体内での水分バランスについて説明できる。 7)遺伝子と生活習慣病との関係を理解できる。 8)栄養素の体内動態について総合的理解を深めることができる。 |
学習方法 | 講義。学習状況に応じてテキスト以外の教材を適宜使用する。授業ではペア学習やグループワークを適宜取り入れます。各週の学習内容に沿って小テストを実施します。栄養士養成の学修目標に沿って学習を進めていく。 ※遠隔授業を基本とします。授業の一部または全部を遠隔授業に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:江指隆年編著「エスカーベーシック基礎栄養学」同文書院。必要に応じて参考図書を紹介する。 |
【地域生活支援学科 食健康コース】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 60 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ○ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 12 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 13 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【地域生活支援学科 介護福祉コース】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 60 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ○ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 12 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 13 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【地域生活支援学科 多文化コース】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 15 | 5 | 60 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ○ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 12 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 13 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスの確認、テキストp1-15 |
授業 | 授業計画の説明、栄養の概念(栄養、三大栄養素、五大栄養素) | |
事後学習(復習) | 栄養の概念についてまとめる。テキストp16-17 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキストp19-22 |
授業 | 摂食行動(食欲、食行動、調節) | |
事後学習(復習) | 摂食行動についてまとめる。テキストp23 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキストp25-37 |
授業 | 消化の仕組み(消化器、消化酵素、咀嚼、蠕動運動、膜消化) | |
事後学習(復習) | 消化の仕組みについてまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキストp25-37 |
授業 | 吸収の仕組み(能動輸送、受動輸送、門脈、リンパ管) | |
事後学習(復習) | 吸収の仕組みについてまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキストp25-37 |
授業 | 栄養素の体内動態(門脈系、リンパ系、臓器間輸送) | |
事後学習(復習) | 栄養素の体内動態についてまとめる。p38-40 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキストp41-46, 小テストp1-37 |
授業 | 糖質の栄養(単糖類、二糖類、多糖類、アミラーゼ、エネルギー源) | |
事後学習(復習) | 糖質の栄養についてまとめる。p47-49 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキストp51-62 |
授業 | 脂質の栄養(脂質の定義、脂肪、脂肪酸、必須脂肪酸、 コレステロール、リパーゼ、胆汁、腸肝循環) | |
事後学習(復習) | 脂質の栄養についてまとめる。p63-65 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキストp67-75 |
授業 | たんぱく質の栄養(酵素、必須アミノ酸、生物価、アミノ酸価、補足効果、アミノ酸インバランス) | |
事後学習(復習) | たんぱく質の栄養についてまとめる。p76-79 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキストp81-99, 小テストp51-79 |
授業 | ビタミンの栄養(脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン、生理作用、欠乏症、過剰症) | |
事後学習(復習) | ビタミンの栄養についてまとめる。p100-102 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキストp103-116 |
授業 | 無機質の栄養(主要ミネラル、生理作用、欠乏症、過剰症) | |
事後学習(復習) | 無機質の栄養についてまとめる。p117-119 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキストp121-125, 小テストp81-119 |
授業 | 水分代謝(代謝水、不可避尿、不感蒸泄) | |
事後学習(復習) | 水分代謝についてまとめる。p126-127 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキストp129-137 |
授業 | エネルギー代謝(基礎代謝、測定法) | |
事後学習(復習) | エネルギー代謝についてまとめる。p138-140 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキストp141-144 |
授業 | 遺伝子(遺伝子、遺伝子多型、一塩基多型) | |
事後学習(復習) | 遺伝子についてまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキストp141-144 |
授業 | 遺伝子(生活習慣病、抗酸化物質の作用) | |
事後学習(復習) | 遺伝と生活習慣病との関係についてまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキストp1-144 |
授業 | 栄養素の体内動態について総合的にまとめます。 | |
事後学習(復習) | ||
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | テキストの参照ページは、改訂等により異なる場合があります。 小テストや課題、試験の内容や質問等については、授業で適宜解説します。各週の計画は予定であり、進度に応じて変更が出る場合があります。キーワードはその授業で取り上げる主な事項を示しています。予習・復習に利用してください。到達目標は自己学習の到達度を知る目安となるものです。学習の進行に合わせて自己点検・評価してください。 教員情報(http://er.nisikyu-u.ac.jp/DYU0220) |