科目名 | 子どもの表現のためのピアノ伴奏法Ⅰ |
ナンバリング | EC_C1_04 |
担当者 |
中島 加奈
松尾 恵子 高尾 智子 松尾 千枝子 真弓 喜代子 上田 優 池田 祐子 福田 恭子 萩原 洋子 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
保育現場においてピアノは、幼児の音感を育て、興味や意欲を引き出すだけでなく、行事や季節感、日常生活の様々な動作を身につける手助けをするのに有効な手段と言える。この講義では個人レッスンを通して、基礎的なテクニックを伝授し、保育現場で通用する表現方法について紹介する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
それぞれ幼稚園での音楽講師、ピアノ教室経営、各種研修会での講師などを務め、同時に様々なコンサートやリサイタルで演奏活動を行っている。小・中・高などの教員免許を取得し、現場で勤務した経験も有する。 講義では個人レッスンを通して、基礎的なテクニックを伝授し、保育現場で通用する表現方法について学ぶ。 |
授業の 到達目標 |
1)基礎的なテクニックを身につけ、ピアノによる豊かな音楽的表現ができる。 ・5指を独立して動かすことができる。 ・各作品を演奏する中で、音符や休符、様々な記号の名称、意味など楽典的な用語を理解し、説明することができる。 ・楽譜を正しく読み、正確に演奏することができる。 2)練習計画を自分で立て、実行することができる。 3)保育現場(子どもの前)で弾くことを意識し、人前で発表することができる。 4)ピアノ曲だけでなく幼児曲弾き歌いにも取り組み、簡易伴奏であっても現場ですぐさま対応できるよう多くのレパートリーを作る。 |
学習方法 | ピアノ練習室を用いた個人レッスンおよびML教室での練習が中心。譜読みタイムと小レポートも毎時行う。また少人数でのミニ発表会を設け、互いに意見交換をする等のグループワークを行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
九州地区大学音楽教育学会編:ピアノテキスト(カワイ出版) 幼児のための音楽教育(教育芸術社) その他、適宜プリント配布を行う。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 保育者としての資質・能力 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 10 | 60 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ○ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | 5 | ||||||||||||||||||||||
その他 | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||||
平常点としての獲得ポイント | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読み、テキスト全体に目を通しておくこと |
授業 | オリエンテーション・Aグレード課題 1~5(四分音符、二分音符、全音符、スラーなど) | |
事後学習(復習) | Aグレード課題1~5のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第2週 | 事前学習(予習) | Aグレード課題6~11を練習しておくこと |
授業 | Aグレード課題6~11(八分音符、和音など) | |
事後学習(復習) | Aグレード課題6~11のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第3週 | 事前学習(予習) | Bグレード課題「ぶんぶんぶん」~「ちょうちょう」を練習しておくこと |
授業 | Bグレード課題「ぶんぶんぶん」~「ちょうちょう」 | |
事後学習(復習) | Bグレード課題「ぶんぶんぶん」~「ちょうちょう」のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第4週 | 事前学習(予習) | Bグレード課題を練習しておくこと |
授業 | Bグレード課題15~19(和音奏、分散和音奏、連弾) | |
事後学習(復習) | Bグレード課題15~19のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第5週 | 事前学習(予習) | Cグレード課題(ハ長調)を練習しておくこと |
授業 | Cグレード課題(簡易伴奏の楽譜を書いて演奏) | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらい(課題途中の曲は注意されたことを元に練習) | |
第6週 | 事前学習(予習) | Cグレード課題「朝のうた」「思い出のアルバム」を練習しておくこと |
授業 | Cグレード課題、実習で演奏する曲の演奏 | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらい(課題途中の曲は注意されたことを元に練習) | |
第7週 | 事前学習(予習) | ミニ発表会で演奏する曲を練習し、人前でも演奏すること Cグレード課題(ト長調)の練習をしておくこと |
授業 | ミニ発表会 Cグレード課題(ト長調) | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらいと、実習曲の練習 | |
第8週 | 事前学習(予習) | Cグレード課題「みつばちマーチ」と34番を練習しておくこと |
授業 | Cグレード課題「みつばちマーチ」と34番 | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第9週 | 事前学習(予習) | Cグレード課題(ヘ長調)を練習しておくこと |
授業 | Cグレード課題(ヘ長調) | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第10週 | 事前学習(予習) | Cグレード課題「ぞうさん」と39番を練習しておくこと |
授業 | Cグレード課題「ぞうさん」と39番 | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第11週 | 事前学習(予習) | Cグレード課題(ニ長調)を練習しておくこと |
授業 | Cグレード課題(ニ長調) | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第12週 | 事前学習(予習) | Cグレード課題「とけいのうた」と44番を練習しておくこと |
授業 | Cグレード課題「とけいのうた」と44番 | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第13週 | 事前学習(予習) | Cグレード課題(イ短調)と「うれしいひなまつり」を練習しておくこと |
授業 | Cグレード課題(イ短調)と「うれしいひなまつり」 | |
事後学習(復習) | Cグレード課題のおさらい(課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第14週 | 事前学習(予習) | バイエル100番を練習しておくこと |
授業 | バイエル100番の演奏および試験会場でのリハーサル | |
事後学習(復習) | バイエル100番のおさらい(合格した曲は再度弾き、課題途中の曲は、注意されたことを元に練習) | |
第15週 | 事前学習(予習) | 発表曲を、人前でも演奏できるよう練習しておくこと |
授業 | 発表およびまとめ | |
事後学習(復習) | 良い点・悪い点を反省し、次年度につなげる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 講義内で取り組む各曲にポイントをつけています。合格するごとにポイントが加算される仕組みです。 テキスト未終了のため前期で修了しなかった場合、後期に再履修できます。 試験のフィードバックとして、講評・今後の方針についての解説の時間を設けます。 毎時レポートは、添削したうえで返却します。 |