科目名 | 司法福祉論 |
ナンバリング | SW_G3_02 |
担当者 | 江越 正嘉 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
法学の歴史や精神、基礎的知識を概説し、その中から法律的思考の基礎を習得するとともに、 生活にかかわる法律の概要と仕組みについて説明し、法的知識を身につけることで相談支援 者としての法的素養を涵養し、より良い相談支援ができるようになる。また、司法分野でのSWの役割を知る。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
①知識・理解・法学の歴史的背景や精神、基礎的な法学概念、定義について理解する。 ・憲法、民法、刑法、消費者法、労働法の基礎的知識と実務上の問題点について理解する。 ②思考・判断・物事や問題点について、法学的な観点から分析することができる。 ③関心・意欲・法律の生まれてきた歴史と背景から社会生活における法律、法学の意味について関心を持 つ。 ・実際の生活上の問題や社会問題について、法学的観点から分析することに関心を持つ。 ・生活上の問題や社会問題について、主体的に考える。 ・生活上の問題や社会問題の分析、文章の作成において、法学的分析をもとに構成することができる。 |
学習方法 | 講義。場合によってグループディスカッション、レポート作成。 |
テキスト及び 参考書籍 |
デイリー六法2016 平成28年版(三省堂) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 30 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | |||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 55 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 六法を購入し、おおまかな法律の形を知る |
授業 | 法学の歴史と成立背景について,司法福祉について | |
事後学習(復習) | 六法を開いて、おおまかな法律の形を知る。司法福祉の必要性を考察する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 憲法と私たちの生活、人権問題について考える |
授業 | 日本国憲法の成立背景とその精神、基本的人権について | |
事後学習(復習) | 憲法と私たちの生活、歴史について考察する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 購入した六法に載っていない法律を探す |
授業 | 法律を学ぶにあたっての基礎的な知識、六法と基本法体系、法的思考、法的分析の方法 | |
事後学習(復習) | 法的思考をつかった問題解決に取り組む | |
第4週 | 事前学習(予習) | 国や地方自治体の役割を考える |
授業 | 行政法と統治機構の基礎 | |
事後学習(復習) | 三権分立と憲法の関係を考察する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 民法の条文を読んでみる |
授業 | 民法の基礎_総則 | |
事後学習(復習) | 民法の構造について考察する | |
第6週 | 事前学習(予習) | 民法第2編を読んでみる。 |
授業 | 民法の基礎_物権、担保物件、債権など | |
事後学習(復習) | 消滅時効にかかる債権を探す | |
第7週 | 事前学習(予習) | 日常生活における契約を探す |
授業 | 民法の基礎_契約総則 | |
事後学習(復習) | 日常生活における契約を探す | |
第8週 | 事前学習(予習) | 日常生活における契約を探す |
授業 | 民法の基礎_契約各論 | |
事後学習(復習) | 日常生活における契約を探す | |
第9週 | 事前学習(予習) | 違法行為について考察する |
授業 | 民法の基礎_不法行為、事務管理など | |
事後学習(復習) | 交通事故と法律、裁判について考察する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 家族関係における法律について考察する |
授業 | 民法の基礎_家族法 | |
事後学習(復習) | 遺言書を書いてみる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 日本と外国との違いを見つける |
授業 | 民法と関連する法律の基礎_民事訴訟法と国際法、消費者法の基礎 | |
事後学習(復習) | 外国での生活上の問題と日本の法律との関係を考察する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 刑事事件の報道と罪名を探す |
授業 | 刑法の基礎 | |
事後学習(復習) | 刑事事件の報道と罪名を探す | |
第13週 | 事前学習(予習) | 少年事件の報道と罪名を探す |
授業 | 刑法と関連する法律の基礎_刑事訴訟法と医療観察法、少年法 | |
事後学習(復習) | 少年事件、医療観察法事件の報道と罪名を探す | |
第14週 | 事前学習(予習) | 労働問題の報道を探す |
授業 | 労働法の基礎、消費者法の基礎と消費者問題の分析と解決 | |
事後学習(復習) | 消費者問題の報道を探し、考察する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 三段論法を知る |
授業 | 法学的思考と法的解決、法化社会について | |
事後学習(復習) | 三段論法を使ってみる | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | テキスト相当のレジュメを配布する。 |