科目名 | 人間の尊厳と自立 |
ナンバリング | LW_11_01 |
担当者 | 矢ヶ部 陽一 |
開設学科 専攻・コース |
地域生活支援学科 食健康コース 地域生活支援学科 介護福祉コース 地域生活支援学科 多文化コース |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
専門職としての介護福祉士は、ケアの基礎となる多面的な知識や倫理的基盤を身に付けておく必要がある。そのなかでも、価値や倫理は、専門性の基盤となるその意味について学んでいく。本授業においては、人権思想の歴史的展開や福祉理念の変遷とともに、人間の尊厳や権利援護について説明する。また、自立の考え方について学ぶとともに、尊厳を守る介護と自立支援の関係についての理解も目指す。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
約13年間、行政社会福祉職を主とするソーシャルワーク実務経験がある教員が、社会福祉理論と実践を関連づけて授業する科目である。 |
授業の 到達目標 |
(1)人間の尊厳と自立について多面的に理解する。 (2)自立のあり方について多面的に理解する。 (3)要介護者の人権や権利侵害、権利援護について理解する。 (4)介護福祉士としての尊厳を守る介護と自立支援について説明できる。 |
学習方法 | テキスト及び配布プリントに基づいて授業を進めていく。また、学修状況に応じてテキスト以外の教材も活用する。 ※授業の一部または全部を遠隔授業(Teams)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
介護福祉士養成講座編集委員会『介護福祉士養成講座1 人間の理解』中央法規出版 |
【地域生活支援学科 食健康コース】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【地域生活支援学科 介護福祉コース】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【地域生活支援学科 多文化コース】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキストP2を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 授業オリエンテーション、「人間の尊厳と自立」を学ぶ意義を理解する。 | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 配布レジュメを確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 人間の尊厳と利用者主体 | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 配布レジュメを確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 人権思想の潮流とその具現化 | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキストP16を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 人権や尊厳に関する日本の諸規定 | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキストP16を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 社会福祉領域での人権・福祉理念の変遷① | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキストP24を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 社会福祉領域での人権・福祉理念の変遷② | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキストP36を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 人権尊重と権利援護 | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキストP50を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 人権思想から人間の尊厳について学ぶ | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキストP50を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 介護保険法における尊厳と自立を考える | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキストP51を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 自立の概念の多様性 | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキストP57を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 自立とは | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキストP60を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 介護を必要とする人々の自立と自立支援 | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキストP72を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 介護を必要とする人の尊厳の保持と自立、自立支援の関係性 | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト77を確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 利用者の主体性を大切にした声かけを考える、利用者の自立支援について考える | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 配布レジュメを確認し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 授業のまとめ | |
事後学習(復習) | 講義内容をノートにまとめておくこと。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更する場合があります。 ・講義系科目は、事前と事後学習の時間は90分が目安となっています。 ・授業の展開として、レジュメを配布し、高齢者福祉や障害者福祉における倫理的な葛藤(コンフリクト)の事例検討を行う予定です。 |