科目名 | 生化学 |
ナンバリング | HN_C1_04 |
担当者 | 四元 博晃 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
栄養士免許申請資格 管理栄養士国家試験受験資格 管理栄養士国家試験受験資格 食品衛生管理者任用資格 食品衛生管理者任用資格 食品衛生監視員任用資格 食品衛生監視員任用資格 栄養教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
ヒトは、食事により必要な栄養素を摂取し生命現象を営んでいる。本講義では、食事から摂取した三大栄養素が体内でどのように代謝されエネルギーに変化していくのか、あるいは生体成分に作りかえられていくのかを化学的に理解する。また、ヒトの体を構成する細胞の構造と機能や酵素の働きについても学ぶ。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
1)細胞の構造及び各小器官の働きを説明できる。2)三大栄養素の構造を説明できる。3)グルコースからエネルギー産生までの流れを説明できる。4)各糖代謝経路の特徴を説明できる。5)酸化的リン酸化と基質レベルのリン酸化を説明できる。6)脂肪酸合成・分解及びケトン体産生、コレステロール合成・分解について説明できる。7)リポたんぱく質代謝について説明できる。8)アミノ酸代謝について説明できる。9)核酸の構造を説明できる。10)DNAからのタンパク質の合成について説明できる。11)タンパク質の分解について説明できる。 |
学習方法 | 講義。適宜レポートを課す。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
健康・栄養科学シリーズ 生化学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 石堂一巳・福渡努編集 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 100 | 100 | |||||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | ◎ | 100 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章(p1-6)を読んでおくこと。 |
授業 | 授業計画の説明、人体の構成(細胞、細胞小器官、生体膜) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p11-21)を読んでおくこと。 |
授業 | 糖質の構造と機能(単糖類、少糖類、多糖類、アルドース、ケトース) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートにまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第12章(p133-141) |
授業 | 糖質の代謝①(解糖系、クエン酸回路) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第12章(p144-150)を読んでおくこと。 |
授業 | 糖質の代謝②(グリコーゲン合成・分解、糖新生) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第12章(p150-157)を読んでおくこと。 |
授業 | 糖質の代謝③(ペントースリン酸回路、グルクロン酸回路、血糖調節) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第9章(p103-109)、第11章(p123-130)を読んでおくこと。 |
授業 | 生体エネルギー(ATP、電子伝達系、酸化的リン酸化、基質レベルのリン酸化、UCP) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 第1週から第6週のプリントおよび教科書の該当ページを見直しておくこと。 |
授業 | まとめ① | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章(p25-38)を読んでおくこと。 |
授業 | 脂質の構造と機能(脂質の定義、単純脂質、複合脂質、誘導脂質) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト第13章(p161-174)を読んでおくこと。 |
授業 | 脂質の代謝①(脂肪酸合成、脂肪酸分解(β酸化)、ケトン体) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第13章(p174-182)を読んでおくこと。 |
授業 | 脂質の代謝②(コレステロール合成・分解、リポタンパク質代謝) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 第8週から第10週のプリントおよび教科書の該当ページを見直しておくこと。 |
授業 | まとめ② | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章(p41-51)を読んでおくこと。 |
授業 | タンパク質・アミノ酸の構造と機能(ペプチド結合、αへリックス、βシート) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第14章(p185-193)を読んでおくこと。 |
授業 | アミノ酸の代謝(アミノ基転移反応、酸化的脱アミノ反応、アンモニア、尿素回路) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章(p53-69)、第14章(p186)を読んでおくこと。 |
授業 | 核酸の構造、タンパク質の合成と分解(DNA、RNA、転写、翻訳、ユビキチン-プロテアソーム) | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 第12週から第14週のプリントおよび教科書の該当ページを見直しておくこと。 |
授業 | まとめ③ | |
事後学習(復習) | 講義中のキーワードをノートまとめる。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更が出る場合があります。 |