科目名 | 公衆栄養学Ⅱ |
ナンバリング | HN_I2_02 |
担当者 | 船元 智子 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
食品衛生監視員任用資格 管理栄養士国家試験受験資格 管理栄養士国家試験受験資格 管理栄養士国家試験受験資格 栄養教諭一種免許状 食品衛生監視員任用資格 食品衛生管理者任用資格 食品衛生管理者任用資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
・公衆栄養学は、個人または地域集団の栄養・健康・QOLの改善・向上に資するための健康・栄養に関する実践科学である。 ・この授業では、「公衆栄養学Ⅰ」での学びを発展させ、保健・医療・福祉・介護の各分野におけるEBNの考え方、集団に対する栄養関連サービスの総合的マネジメントについて解説する。 ・集団に対し適切な栄養関連サービスのプログラム作成・実施・評価の総合的マネジメントについて理解することを目標とする。 ・本科目は地域志向科目である。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
行政において公衆栄養活動経験のある教員が、国際的な健康・栄養問題、公衆栄養活動の展開方法、栄養施策のためのアセスメントや評価の方法、公衆栄養プログラム等について指導する。 |
授業の 到達目標 |
1)公衆栄養活動のPDCAサイクルを説明できる 2)公衆栄養アセスメントの種類、方法を説明できる 3)公衆栄養プログラムの目標設定の種類と方法を説明できる 4)公衆栄養プログラムの計画、実施、評価の手法を説明できる 5)地域特性に対応したプログラムの展開について概説できる 6)食環境づくりのためのプログラムの展開について説明できる 7)ライフステージの特性に応じた公衆栄養プログラムの展開について説明できる 8)集団の栄養アセスメント・評価に必要な栄養疫学の基礎について概説できる |
学習方法 | ・予習を課し、それをもとにした授業を行う ※対面授業で実施(悪天候・感染症の状況により、遠隔授業に変更する場合もある) |
テキスト及び 参考書籍 |
公衆栄養学(健帛社) 管理栄養士・栄養士必携(第一出版) クエスチョンバンク(メディックメディア) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 35 | 35 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | 70 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 「食事摂取基準」の集団における活用について調べておく |
授業 | 食事摂取基準の活用方法 | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 「疫学研究」について調べておく |
授業 | 公衆栄養疫学の概要と役割 | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 「個人内変動と個人間変動とは?」調べておく |
授業 | 栄養調査・栄養アセスメント | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 「食事記録法」について調べておく |
授業 | 食事調査法(食事記録法・24時間思い出し法) | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 「食物摂取頻度法」について調べておく |
授業 | 食事調査法(食物摂取頻度法・食事歴法) | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 「密度法と残差法」について調べておく |
授業 | 質問紙法の妥当性と再現性(密度法・残差法)、公衆栄養統計の見方とまとめ方 | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 「公衆栄養マネジメント・アセスメント」について調べておく |
授業 | 公衆栄養マネジメント・アセスメント | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 「社会調査法の種類」について調べておく |
授業 | 社会調査法 | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 「社会資源とは?」調べておく |
授業 | 公衆栄養プログラムの目標設定・計画 | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 「評価の種類」について調べておく |
授業 | 公衆栄養プログラムの実施・評価 | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 「健康日本21・食育推進基本計画」について調べておく |
授業 | 公衆栄養プログラムの展開(地域特性に対応したプログラムの展開①) | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 「食環境整備とは?」について調べておく |
授業 | 公衆栄養プログラムの展開(食環境づくりのためのプログラムの展開) | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 「すこやか親子21」について調べておく |
授業 | 公衆栄養プログラムの展開(地域集団の特性別プログラムの展開①) | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 「特定健診・保健指導」について調べておく |
授業 | 公衆栄養プログラムの展開(地域集団の特性別プログラムの展開②) | |
事後学習(復習) | 配布プリントの要点をまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでのまとめ、配布プリントを復習 |
授業 | 試験と解説 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しています。 ・授業計画はあくまで予定であり、授業の進度に応じて変更が生じる場合があります。 ・本科目の履修は、臨地実習Ⅲの受講基準の1つです。 |