科目名 | 栄養学研究法(情報処理を含む) |
ナンバリング | MH_C1_05 |
担当者 |
堀田 徳子
古賀 浩二 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 栄養学専攻(博士前期課程) |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
研究とは何か、研究の進め方、研究論文の書き方の概要を説明しながら、栄養学分野の研究をするために必要な技法を紹介する。論文の検索方法、テーマの設定、研究の進行管理、倫理審査などの研究実践のための手続き、統計処理の方法、論文の投稿方法などを教授する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
(1)研究の必要性と意義について説明できる (2)調査研究の技法と技術を知り、自分の研究に活用できるかどうか判断できる (3)自分の研究に必要な文献検索ができる (4)基本的な統計処理を行うことができる (5)自分の研究に統計をとり入れることができる (6)食事調査法について概説できる |
学習方法 | 講義、討論、演習形式で行う |
テキスト及び 参考書籍 |
日本栄養改善学会監修、食事調査マニュアル改訂2版、南江堂(2008) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 80 | |||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでおく 自身の希望する研究テーマについて整理をしておく |
授業 | 研究とは何か | |
事後学習(復習) | 研究に向けてどのような準備が必要かを整理しておく | |
第2週 | 事前学習(予習) | 論文の構成について調べる |
授業 | 論文の構成について | |
事後学習(復習) | 文献を見ながら、構成について理解を深める | |
第3週 | 事前学習(予習) | 学会発表と論文の違いについて調べておく |
授業 | 学会発表と論文投稿について | |
事後学習(復習) | 自身の分野の雑誌の学会発表や投稿規程について確認しておく | |
第4週 | 事前学習(予習) | 研究における倫理について調べておく |
授業 | 倫理委員会、動物実験委員会への申請について | |
事後学習(復習) | 研究に必要な倫理観や諸手続きについてまとめておく | |
第5週 | 事前学習(予習) | 文献検索について調べておく |
授業 | 文献検索の仕方について | |
事後学習(復習) | 自分の分野の文献を検索してみる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 食事調査法の種類、特徴について調べておく |
授業 | 食事調査法の特徴について | |
事後学習(復習) | 食事調査の適応についてまとめておく | |
第7週 | 事前学習(予習) | 食事調査の事前準備について調べておく |
授業 | 食事調査の事前準備について | |
事後学習(復習) | 食事調査の事前準備についてまとめておく | |
第8週 | 事前学習(予習) | 食事調査の方法について調べておく |
授業 | 食事調査の実際について | |
事後学習(復習) | 食事調査を行う際の注意点についてまとめておく | |
第9週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 論文作成に特化した文書作成方法 | |
事後学習(復習) | 例題文書の作成 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配布した資料の該当箇所読み返し |
授業 | 論文作成に必要なワードプロセッサの概念と機能(ページ、セクション等の詳細) | |
事後学習(復習) | 例題文書の加工・編集 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 配布した資料の該当箇所読み返し |
授業 | 論文作成に必要なワードプロセッサの機能と操作(スタイルと相互参照、図番や表番など) | |
事後学習(復習) | 例題文書の加工・編集 | |
第12週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 表計算ソフトの基本(EXCELの機能と操作) | |
事後学習(復習) | 例題表・グラフの作成 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 配布した資料の既学習箇所読み返し |
授業 | 表計算ソフトの応用(さまざまな関数の利用) | |
事後学習(復習) | 例題表の作成による関数の利用 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 配布した資料の既学習箇所読み |
授業 | 基本統計量、度数分布、ヒストグラムの理解 | |
事後学習(復習) | 例題を利用した統計処理の実施 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 配布した資料の既学習箇所読み |
授業 | 表計算ソフトを用いた簡単な統計処理 | |
事後学習(復習) | 例題を利用した統計処理の実施 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 自分で考え、積極的に意見を発言すること。 |