科目名 | 高齢者身体機能支援特論 |
ナンバリング | MR_C2_02 |
担当者 | 大田尾 浩 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻 |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
近年、介護予防や認知機能低下等の予防に理学療法士・作業療法士の貢献が求められている。しかし、この領域は歴史が浅く新指定規則が改訂されるまで十分な学部教育が実施されてこなかった。ここでは、高齢者の身心機能低下について解説し、介護予防を目標とした各地での取り組みを紹介する。地域のニーズに応えるために必要な知識と技能にを学ぶことを目標とする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
介護予防・疾病発症後急性期・回復期・生活期(通所、老健施設入所者、在宅訪問リハ)の実務経験から、各期に必要な高齢者へのリハビリテーションを解説する。 |
授業の 到達目標 |
1.加齢変化による心身機能の低下を説明することができる。 2.各期に応じた高齢者の身心機能評価法を説明できる。 3.各期に応じた高齢者への介入法を理解できる。 4.身体機能領域のリハビリテーション支援が抱える課題の理解を深めることできる。 |
学習方法 | ・事前に学んできた課題や臨床での疑問や課題をまとめて発表する。 ・事例を通して高齢者の地域生活の支援方法を探求する。 ・グループでのディスカッションにより意見を交換し理解を深める。 |
テキスト及び 参考書籍 |
島田裕之編、高齢者理学療法学、医歯薬出版株式会社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 30 | 10 | 20 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキストを持参すること。 |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | ||
第2週 | 事前学習(予習) | 第1章(p2~p65)を予習しておくこと。 |
授業 | 高齢者の理解1 | |
事後学習(復習) | 「加齢変化」についてまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 第1章(p2~p65)を予習しておくこと。 |
授業 | 高齢者の理解2 | |
事後学習(復習) | 「加齢変化」についてまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 第2章(p68~106)を予習しておくこと。 |
授業 | 時期による理学療法の特徴1 | |
事後学習(復習) | 臨床で経験のある分野についてまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 第2章(p68~106)を予習しておくこと。 |
授業 | 時期による理学療法の特徴2 | |
事後学習(復習) | 臨床で経験のある分野についてまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 第3章(p108~217)を予習しておくこと。 |
授業 | 高齢者の理学療法評価1 | |
事後学習(復習) | 「高齢者の心身機能評価」についてまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 第3章(p108~217)を予習しておくこと。 |
授業 | 高齢者の理学療法評価2 | |
事後学習(復習) | 「高齢者の心身機能評価」についてまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 第4章(p220~288)を予習しておくこと。 |
授業 | 高齢者の理学療法における安全管理1 | |
事後学習(復習) | 「安全管理」についてまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 第4章(p220~288)を予習しておくこと。 |
授業 | 高齢者の理学療法における安全管理2 | |
事後学習(復習) | 「安全管理」についてまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 第5章(p290~382)を予習しておくこと。 |
授業 | 各疾患における高齢者の理学療法1 | |
事後学習(復習) | ディスカッションした内容をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 第5章(p290~382)を予習しておくこと。 |
授業 | 各疾患における高齢者の理学療法2 | |
事後学習(復習) | ディスカッションした内容をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 第6章(p384~470)を予習しておくこと。 |
授業 | 老年症候群に対する理学療法1 | |
事後学習(復習) | 「老年症候群」についてまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 第6章(p384~470)を予習しておくこと |
授業 | 老年症候群に対する理学療法2 | |
事後学習(復習) | 「老年症候群」についてまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 第7章・第8章(p472~p606)を予習しておくこと。 |
授業 | 高齢者への理学療法の実践 | |
事後学習(復習) | 「高齢者を対象とした理学療法」についてまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 総括 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 講義の日時は、他科目の集中講義等の都合で変更になる場合がある。 |