科目名 | 中枢神経障害理学療法特論 |
ナンバリング | MR_B2_05 |
担当者 | 八谷 瑞紀 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻 |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
中枢神経疾患は全身に影響を及ぼす疾患である。病態と障害をとらえるには目的に応じた評価法・治療法を選択できなければならない。評価から得られた値は何をとらえ,どのような意味をもつのかを知っておく必要がある。また,適切な治療法を選択するための知識を収集する手段を知る必要がある。以上を中心に学修する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
医療機関での臨床経験がある教員が,中枢神経障害に対する理学療法の評価学・治療学の選択や活用に関して指導する科目である。 |
授業の 到達目標 |
1) 中枢神経疾患で用いられる理学療法評価および治療法を理解し,結果と解釈について説明することができる。 2) 批判的な吟味を行い,評価法および治療法の選択理由を説明することができる。 3) 測定値から意味を解釈し,他者と検討することができる。 |
学習方法 | ディスカッション,文献抄読,グループワーク,視聴覚教材(ICT活用),講義 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書:特になし 参考書:講義中に紹介する |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 自己紹介ができるように準備しておくこと(研究活動を含む) |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | 他者の研究活動について調べてみる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 日本理学療法学会 脳卒中理学療法ガイドラインを読んでおくこと |
授業 | ガイドラインについて | |
事後学習(復習) | ガイドラインを読む | |
第3週 | 事前学習(予習) | 日本理学療法学会 脳卒中理学療法ガイドラインを読んでおくこと |
授業 | 脳卒中に対する理学療法のガイドライン1 | |
事後学習(復習) | その他のガイドラインについて調べてみる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 日本理学療法学会 神経難病理学療法ガイドラインを読んでおくこと |
授業 | パーキンソン病に対する理学療法のガイドライン | |
事後学習(復習) | その他のガイドラインについて調べてみる | |
第5週 | 事前学習(予習) | その他のガイドラインについて調べておく |
授業 | 脳卒中治療ガイドラインについて | |
事後学習(復習) | 脳卒中治療ガイドラインについて調べてみる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 脳卒中患者の回復過程と経過について書籍などを用いて調べてくる |
授業 | 中枢神経疾患の回復過程とその後の経過 | |
事後学習(復習) | 回復過程と経過についてまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 臨床で用いている評価法をまとめておく |
授業 | 中枢神経疾患の評価法の目的と方法1 | |
事後学習(復習) | 中枢神経疾患に関わる評価法を項目別に分類しまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 臨床で用いている評価法をまとめておく |
授業 | 中枢神経疾患の評価法の目的と方法2 | |
事後学習(復習) | 中枢神経疾患に関わる評価法を項目別に分類しまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 中枢神経疾患にかかわる評価法の成績判定基準について調べておく |
授業 | 中枢神経疾患の評価結果の解釈の仕方1 | |
事後学習(復習) | 成績判定基準から判定した結果について考察を加える | |
第10週 | 事前学習(予習) | 中枢神経疾患にかかわる評価法の成績判定基準について調べておく |
授業 | 中枢神経疾患の評価結果の解釈の仕方2 | |
事後学習(復習) | 成績判定基準から判定した結果について考察を加える | |
第11週 | 事前学習(予習) | 評価法に必要な物品を準備しておく |
授業 | 中枢神経疾患の評価法の実際1 | |
事後学習(復習) | 評価結果をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 評価法に必要な物品を準備しておく |
授業 | 中枢神経疾患の評価法の実際2 | |
事後学習(復習) | 評価結果をまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 評価法が開発された背景と経過を調べてくる |
授業 | 中枢神経疾患の評価法を選択する1 | |
事後学習(復習) | 評価法に関わる研究論文を調べる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 評価法が開発された背景と経過を調べてくる |
授業 | 中枢神経疾患の評価法を選択する2 | |
事後学習(復習) | 評価法に関わる研究論文を調べる | |
第15週 | 事前学習(予習) | |
授業 | まとめ | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で,次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間,演習1単位につき1時間。 ※講義の日時は、他科目の集中講義等の都合で変更になる場合がある。 |