科目名 | 特別研究 |
ナンバリング | MH_D3_01 |
担当者 | 小浦 誠吾 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻 |
分類 | 必修科目 研究演習 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 通年 | 8単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
急性期から予防医療にわたり、認知症の予防は常に念頭に置いておくべき重要事項となっている。認知症高齢者,MCIおよびその可能性のある高齢者を対象としたSDG'sを意識した作業療法園芸技法(園芸療法,フィトセラピー)の可能性を臨床実践も織り込みながら知見を深め,作業療法士など医療者及び福祉専門職員の有用性の高い知見となる研究を展開し,収集したデータなどの研究成果は修士論文作成につなげていく. |
実務経験に 関連する 授業内容 |
臨床における事例研究を授業の成果として活用することができる。 関連する国際論文のリアルタイムの理解を臨床実践に応用できるよう理解を深める。 |
授業の 到達目標 |
認知症性障害を対象として,1次予防および2次予防につながる作業療法園芸技法(園芸療法,フィトセラピー)の視点,導入方法,実践方法,評価方法,フィードバック手法,研究データの理解および臨床実践の意義の理解などができるようになる.また,本テーマに沿った研究計画の立案と実践および論文構成の修得を通して,修士論文を作成と研究成果の学会報告とを目指す.また,臨床経験を基にした授業において獲得した知見を,自らの臨床においても実践できるようになることを目指す. |
学習方法 | 個別指導 研究ではAGE's ANSバランス 血管年齢などの測定を伴うことがある。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
・特に定めないが,適宜指示する(関係する英語論文,文献,書籍など多数提供予定) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 30 | 30 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法の概念を整理しておく |
授業 | 「作療法研究」の認識を深める。1年次30、2年次30コマ、合計60コマ実施. | |
事後学習(復習) | 資料とノートにて理解を深める | |
第2週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法の概念を整理しておく |
授業 | SDG'sを意識した「作療法研究」の認識を深める。1年次30、2年次30コマ、合計60コマ実施る. | |
事後学習(復習) | 資料とノートにて理解を深める | |
第3週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | 研究テーマに関する国内外の先行研究をレビューし研究テーマを確立する-1 | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および新しい知識をまとめてレジュメ化する | |
第4週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | 研究テーマに関する国内外の先行研究をレビューし研究テーマを確立する-2 | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および新しい知識をまとめてレジュメ化する | |
第5週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | 実践的研究の目的に合致した現実的な方法と期間を立案し,仮説を立てる. | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および新しい知識をまとめてプレゼン資料を作成する | |
第6週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | パイロットスタディーを実施し,環境条件,使用機器の選定および研究方法確立-1 | |
事後学習(復習) | 新しい知識をまとめてプレゼン資料を作成する | |
第7週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | パイロットスタディーを実施し,環境条件,使用機器の選定および研究方法確立-2 | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および新しい知識をまとめてプレゼン資料を作成する | |
第8週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | 実践的研究の目的に合致した環境設定を有する臨床における対象病院,対象者を決定する | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および資料とノートにて理解を深める | |
第9週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | 2年次 ①1年次の学習成果を基に,研究官環境の再確認を行う. | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および資料とノートにて理解を深める | |
第10週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | 1年次の学習成果を基に,研究官環境の再確認を行う. | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および資料とノートにて理解を深める | |
第11週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | 関連の勉強会,研究会等に参加し知見を深め,データ収集を開始する-1 | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および資料とノートにて理解を深める | |
第12週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | 関連の勉強会,研究会等に参加し知見を深め,データ収集を開始する-2 | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および資料とノートにて理解を深める | |
第13週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | データのまとめを実施し,修士論文作成の執筆を開始する-1 | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および資料とノートにて理解を深める | |
第14週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しておく |
授業 | データのまとめを実施し,修士論文作成の執筆を開始する-2 | |
事後学習(復習) | 国際論文の理解および資料とノートにて理解を深める | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの作業療法研究の視点を整理しまとめる |
授業 | 修士論文の作成と同時に学会発表のエントリーを進め,最終的に雑誌投稿を目指す. | |
事後学習(復習) | これまでの研究成果を公表できる資料を作成する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 専攻学生の分野や職種は一切問わないので積極的に参加して欲しい.本研究分野に高い興味関心および研究意欲を持ち,責任ある研究を実施するよう心がけてくれることを期待する. |