科目名 | 医療福祉特論 |
ナンバリング | |
担当者 | 安德 弥生 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 健康福祉学専攻(博士前期課程) |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
1)現代社会における子ども・高齢者やその家族を取り巻く健康課題(慢性疾患、がん、医療的ケア 児、ターミナルなど)を取り上げ、その実態や背景を概観する。 2)医療・福祉の視点から課題や支援の方法について学ぶ。 3)対象者を包括的に理解し、諸課題を考察することができる。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
10年以上、看護師としてICU(集中治療室)、内科、外科等で勤務。その実務経験を生かし講義を行う。 |
授業の 到達目標 |
1)ライフステージにおける「健康課題」の特徴を理解できる。 2)対象者の包括的(身体・心理・社会・文化)理解ができる。 3)慢性疾患、がん、医療的ケア児、ターミナルについて、「医療」「福祉」両面から、本人や家族が 抱える課題や支援のあり方を説明できる。 |
学習方法 | 1)各回のテーマを事前学習し、理解点や疑問点を明らかにする。 2)学習内容はレポートを作成し(事前提出)講義内で報告する。 3)教員からのアドバイスを受け、事後課題に取り組む。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキストなし。適宜授業内で関連資料を配布する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ○ | 40 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 授業の概要をシラバスなどから把握しておく |
授業 | オリエンテーション(科目概要) | |
事後学習(復習) | 授業の概要について理解した内容をまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 「健康課題」とはなにか調べる |
授業 | ライフステージにおける心身の変化と健康課題 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 「健康課題」に関する実態や背景を調べる |
授業 | 健康課題の実態や背景(報告) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 「医療的ケア児」に関するデータを集めまとめる |
授業 | 「医療的ケア児」の現状(報告) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 「医療的ケア児」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 「医療的ケア児」の家族への支援(報告) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 第4・5週の報告内容を整理する |
授業 | 「医療的ケア児」(まとめ) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第7週 | 事前学習(予習) | 「高齢者の慢性疾患」が及ぼす生活課題に関する先行研究を調べる |
授業 | 「高齢者の慢性疾患」が及ぼす生活課題と支援のあり方 | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 主な「がん」に関するデータを調べる |
授業 | 「がん」に罹患することによる生活課題(報告) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 「がん」患者家族への支援のあり方について調べる |
授業 | 「がん」患者とその家族への支援(報告) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 「がん」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 「がん」患者と家族への支援(まとめ) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 「ターミナルケア(子ども)」の実態を調べる |
授業 | 「ターミナルケア(子ども)」の現状と課題(報告) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 「ターミナルケア(子ども)」の支援について課題を調べる |
授業 | 「ターミナルケア(子ども)」の支援のあり方(報告・まとめ) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 「ターミナルケア(青年~老年期)」に関する現状と課題について先行研究をもとに調べる |
授業 | 「ターミナルケア(青年~老年期)」の実態と課題(報告) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 「ターミナル(青年~老年期)」に関するデータをもとに考察をすすめる |
授業 | 「ターミナルケア(青年~老年期)」の生活支援(まとめ) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | 病院での「生活」について考えてくる |
授業 | 患者になる・病院で「生活」するとはどういうことか(レポート提出) | |
事後学習(復習) | 講義の内容を振り返り、要点をまとめる |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しています。授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更が出る場合があります。 ※事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(レポート・発表等)に対するフィードバックを講義中にて行います。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(Teams等)に切り替える場合があります。 |