科目名 | スポーツ栄養学特論 |
ナンバリング | |
担当者 | 堀田 徳子 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 スポーツ科学専攻(修士課程) |
分類 | 選択科目 基礎分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
スポーツをする上で、身体を動かすためのエネルギーの確保、身体づくりのためのたんぱく質の確保、コンディショニングのためのビタミン・ミネラルの確保等、食事は重要な要素である。しかし、食事が大切だと分かっていても、実際にどのように摂取すればいいのか、指導者としてどのように教育をすればいいのか、現場では困る場面が散見される。この講座では、栄養士・管理栄養士でなくても、どのように食事のことを理解し、実践するのか。また、どのように教育していくとうまくいくのかを、実例を通じて学んでいく。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)スポーツ選手の基本の食事が理解できる 2)ライフステージに応じた食事のとり方について理解できる 3)競技別、目的別に応じた食事のとり方について理解できる 4)相対的エネルギー不足について理解できる |
学習方法 | 講義、ワーク、テキスト、配布プリント、視聴覚教材(ICT活用等)学生の発表に基づいて 学修する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
スポーツ・運動と栄養(東京教学社) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 20 | 100 | ||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | スポーツ選手の食事の基本について調べておく |
授業 | オリエンテーション、スポーツ選手の食事の基本について | |
事後学習(復習) | 日頃の食事とスポーツ選手の食事を比べてみる | |
第2週 | 事前学習(予習) | スポーツと関連する栄養素について調べておく |
授業 | 栄養素の各論(糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)について | |
事後学習(復習) | 栄養素の各論(糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)について | |
第3週 | 事前学習(予習) | 成長期のアスリートに必要な要素について考える |
授業 | ジュニアアスリートの食事 | |
事後学習(復習) | 成長曲線を描いてみる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 競技別の特性について調べておく |
授業 | 競技別の食事(瞬発系、球技系、持久系) | |
事後学習(復習) | 基本の食事との違いを考える | |
第5週 | 事前学習(予習) | 増量の仕方について調べておく |
授業 | 目的別(増量)の食事のとり方 | |
事後学習(復習) | 基本の食事との違いを考える | |
第6週 | 事前学習(予習) | 減量の仕方について調べておく |
授業 | 目的別(減量)の食事のとり方 | |
事後学習(復習) | 基本の食事との違いを考える | |
第7週 | 事前学習(予習) | 貧血、熱中症、疲労骨折について調べる |
授業 | 目的別(貧血、熱中症予防、疲労骨折)の食事のとり方 | |
事後学習(復習) | 自分自身でとり入れられそうなことを考えておく | |
第8週 | 事前学習(予習) | 相対的エネルギー不足、女性アスリートの三主徴について調べる |
授業 | 相対的エネルギー不足、女性アスリートの三主徴 | |
事後学習(復習) | エネルギー不足の改善方法について考えをまとめておく | |
第9週 | 事前学習(予習) | 試合期の食事について調べる |
授業 | 試合期の食事 | |
事後学習(復習) | 自分自身でとり入れられそうなことを考えておく | |
第10週 | 事前学習(予習) | 食事調査の方法について調べておく |
授業 | 食事調査の方法、教育方法 | |
事後学習(復習) | 自分自身でできそうな食事調査法や教育方法をまとめておく | |
第11週 | 事前学習(予習) | ドーピングについて調べておく |
授業 | アンチドーピングとサプリメント | |
事後学習(復習) | サプリメントのとり方について考えをまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 対象者を考えておく |
授業 | 演習(フィールドでの課題解決型学習)① | |
事後学習(復習) | 計画を立てて、身体計測、食事調査をする | |
第13週 | 事前学習(予習) | 身体計測、食事調査の結果をまとめておく |
授業 | 演習(フィールドでの課題解決型学習)② | |
事後学習(復習) | 身体状況、栄養素摂取状況から課題を考える | |
第14週 | 事前学習(予習) | 食事の改善計画を立てる |
授業 | 演習(フィールドでの課題解決型学習)③ | |
事後学習(復習) | 食事の改善を促す | |
第15週 | 事前学習(予習) | 実施結果についてまとめる |
授業 | 課題解決型学習の発表 | |
事後学習(復習) | 講評をもらい、再度改善案を考える |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・受講に関しては、時間毎の予習・復習を習慣化すること。 ・授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示す。 ・授業計画はあくまで予定で有り、進度により変更する場合有り。 |