科目名 | 身体教育特論 |
ナンバリング | MA_B2_02 |
担当者 | 松本 大輔 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 スポーツ科学専攻(修士課程) |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
これからの身体に関する問題は単純な健康の問題にとどまらず、社会や文化の問題としても捉えていく必要がある。本講義では、身体教育に関して、目的理解としての原理的理論、対象理解としての社会学的理論、方法理解としての教育学的理論について学ぶ。以上の観点から身体教育に関する問題を検討する事で、理論と実践を結び付けるような教育者・スポーツ支援者としての資質を養う。また講義で取り扱った中から、知識を深めたいと考えた内容について専門分野の論文収集を行い、整理し、発表、討議する。これらを通して今後の情報化、複雑化する社会において身体教育の理解に対して、より論理的に高度な知見を深める。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)社会や文化を背景として現代の身体に関する問題を理解する。 2)身体教育における理論を理解することができる。 3)身体に対する理解を深めると同時に自らの教育観やスポーツ観を実践を反省的に振り返ることができる。 4)自らの関心に応じて適切な資料を収集、整理し発表することができる。 5)身体教育に関する問題を論理的思考を通して問題解決の方向を理論的に提示することができる。 6)地域における身体教育における生活上、教育上の課題を把握し課題解決のための方策を考えることができる。 |
学習方法 | 講義を中心とし、関連文献、資料を調べた上でのレポート発表、討論を取り入れながら行なう。 ※授業の一部を遠隔授業に切り替える場合があります。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書・参考書については講義の中で紹介する。また資料として随時、プリントなどを配布する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 20 | 20 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 60 | ||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ◎ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスの内容を読んでおくこと。 |
授業 | 生活環境の変化と身体教育にかかわる諸問題について | |
事後学習(復習) | 配布資料を整理する。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 配布された課題資料を読み自分なりの考えをまとめておくこと。 |
授業 | 身体の社会・文化的理解と身体教育の原理的理解 | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 配布された課題資料を読み自分なりの考えをまとめておくこと。 |
授業 | プレイ論による身体教育の原理的・対象理解 | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 配布された課題資料を読み自分なりの考えをまとめておくこと。 |
授業 | スポーツと身体教育の原理的理解 | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 配布された課題資料を読み自分なりの考えをまとめておくこと。 |
授業 | 発達・発育に関する理解による身体教育の対象・方法理解 | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 配布された課題資料を読み自分なりの考えをまとめておくこと。 |
授業 | 学校教育における身体教育の歴史的変遷からみる目的目標論 | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 配布された課題資料を読み自分なりの考えをまとめておくこと。 |
授業 | 学校教育における身体教育の内容論 | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 配布された課題資料を読み自分なりの考えをまとめておくこと。 |
授業 | 学校教育における身体教育の学習観と学習論 | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 配布された課題資料を読み自分なりの考えを整理しておくこと。 |
授業 | 生涯スポーツ社会へ向けてスポーツ観を考える。 | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 提示された文献を読み自分なりの考えを整理しておくこと。 |
授業 | 文献輪読と討議①学校教育と身体教育について目的理解を深める | |
事後学習(復習) | 本時の内容及び討議の内容について整理する。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 提示された文献を読み自分なりの考えを整理しておくこと。 |
授業 | 文献輪読と討議②スポーツの文化的価値について深める | |
事後学習(復習) | 討議の内容についてまとめ自分の考えを整理したレポートを作成する。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 提示された文献を読み自分なりの考えを整理しておくこと。 |
授業 | 文献輪読と討議③身体教育の原理的理解を深める | |
事後学習(復習) | 討議の内容についてまとめ自分の考えを整理したレポートを作成する。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 提示された文献を読み自分なりの考えを整理しておくこと。 |
授業 | 文献輪読と討議④身体教育の社会学的理解を深める | |
事後学習(復習) | 討議の内容についてまとめ自分の考えを整理したレポートを作成する。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 提示された文献を読み自分なりの考えを整理しておくこと。 |
授業 | 文献輪読と討議⑤子どもと身体教育における研究の方法的理解を深める | |
事後学習(復習) | 討議の内容についてまとめ自分の考えを整理したレポートを作成する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの内容をまとめ自分なりの考えを整理しておくこと。 |
授業 | 広域科学としてのスポーツ科学と身体教育 | |
事後学習(復習) | 討議の内容についてまとめ自分の考えを整理したレポートを作成する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 受講者は発表担当以外の学生も予め文献を調べてた上で、自分自身の問いと考えを持って臨むこと。受け身ではなく積極的に参加する事。内容は受講者の興味関心にあわせて変更することがあります。 |