科目名 | 地域創生人材育成の視点と方法 |
ナンバリング | DS_B2_01 |
担当者 | 井本 浩之 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科(博士後期) 健康福祉学専攻(博士後期課程) |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
本研究科において「地域再生・創生」のあり方を学修、研究した者が、次に現場(高等教育機関等)において「地域人材養成」の当事者になることを想定し、少子高齢化、人口減少、地域コミュニティの疲弊といった21世紀型課題に立ち向かうことのできる人材養成の要諦を明らかにしていく。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
近年わが国では、高等教育機関において教育・研究の地域志向化が積極的に展開されだした。高等教育機関におけるこの傾向は国策としての地域活性化人材の養成という観点にとどまるものではない。多子化に地域の側からすれば、アントレプレナー養成、コミュニティの活性化、地域生活者が抱える諸問題に対して大学の人的・知的資源を利活用する利点がある。しかし、大学における教育の側にも相応の利点が存在している。地域を活用した実践的な教育機会の提供である。それは、語学能力等のスキルを越えた主体性や自律性といったジェネリックスキルにおける志向性・態度等を醸成する場として最適な教育の場である。 授業の目標は、 ①大学院生を含む大学に学ぶ学生たちを地域創生人材に育て上げるためのPDCAにもとづいたカリキュラム上の仕掛け、評価方法、学修支援体制等の構築法を身につけること。 ②学生・教員を地域になにをめざして、どのような仕方で繋いでいくか、目的の選定(大学リソースと地域ニーズの融合)、コーディネート等の方法論を身につけること。以上2点である。 |
学習方法 | 事例研究を実施する 視聴覚教材(ICT活用等) |
テキスト及び 参考書籍 |
地域創生に関して先進的な試みを続ける諸大学(ex.北九州市立大学)のシラバス、カリキュラム資料や文部科学省高等教育改革など事例資料を必要に応じて用意します。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスをよく読んでおくこと |
授業 | イントロダクション | |
事後学習(復習) | 授業を再現できるノート作成 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 前回作成したノートに目を通しておくこと |
授業 | 地域を志向した高等教育のあり方について(政策論) | |
事後学習(復習) | 授業を再現できるノート作成 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 地域を志向した高等教育のあり方について(大学の事情) | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 事例研究(北九州市立大学) | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 振り返りと討議 | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 事例研究(西九州大学) | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 振り返りと討議 | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 学修評価の可視化について | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | プロジェクト型学修について | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 事例研究(松本大学) | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 振り返りと討議 | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 事例研究(高知大学) | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 振り返りと討議 | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 事例研究(民間団体) | |
事後学習(復習) | ノート作成 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 資料の精読 |
授業 | 振り返りと討議 | |
事後学習(復習) | ノート作成 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 【課外学修について】資料を精読しておくこと。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 ※この授業は遠隔講義(Teams等)で行います。 |