科目名 | 臨床心理学研究演習Ⅰ |
ナンバリング | |
担当者 | 安藤 満代 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科(博士後期) 臨床心理学専攻(博士後期課程) |
分類 | 研究指導科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 通年 | 4単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
博士論文作成のための研究テーマの設定と研究方法の選定に焦点をあてた演習を行う。学生の設定したテーマに関連する国内外の臨床心理学研究成果を総括し、問題点を明確化する。その上で、それらの問題点の解明を目指した実証的研究の計画を立案する。 特に心理療法のなかで芸術療法を活用した心理学的支援法(回想法、ナラティヴ・アプローチ、マインドフルネス)について理解できるようにする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
該当なし |
授業の 到達目標 |
文献レビュー、研究テーマの設置、研究計画の立案、倫理審査受審の書類作成、中間発表を通して、研究開始の準備を行う。 医療現場や福祉の現場における心理学的支援法(回想法、ナラティヴ・アプローチ、マインドフルネス)について理解することができる。 |
学習方法 | 文献検索、文献抄読、文献レビューの発表と討議、研究計画の検討、各種学会発表の内容の検討などを通して学ぶ。 *新型コロナウィルス感染症の拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合がある。 |
テキスト及び 参考書籍 |
学生の研究テーマに沿った資料等を進捗状況に合わせて指示する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 5 | 10 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 研究テーマに関する文献・資料の収集 |
授業 | 博士論文作成のためのオリエンテーション | |
事後学習(復習) | オリエンテーションのふりかえり | |
第2週 | 事前学習(予習) | 修士論文の見直し |
授業 | 修士論文の概要について説明・発表 | |
事後学習(復習) | 修士論文のふりかえり | |
第3週 | 事前学習(予習) | 発表論文の見直し |
授業 | 発表論文の概要について説明・発表 | |
事後学習(復習) | 発表論文の概要の見直し | |
第4週 | 事前学習(予習) | 研究テーマの検討 |
授業 | 博士論文作成のための研究テーマの設定 | |
事後学習(復習) | 研究テーマの設定についてふりかえり | |
第5週 | 事前学習(予習) | 研究テーマの検討 |
授業 | 新しい視点による研究テーマの発表 | |
事後学習(復習) | 研究テーマのふりかえり | |
第6週 | 事前学習(予習) | 研究方法の検討 |
授業 | 研究概要の説明 | |
事後学習(復習) | 研究概要のふりかえり | |
第7週 | 事前学習(予習) | 研究に必要な文献を検索する |
授業 | 文献の抄読を行う | |
事後学習(復習) | 文献の整理をする | |
第8週 | 事前学習(予習) | 研究に必要な文献を検索する |
授業 | 文献リストを作成する | |
事後学習(復習) | 文献リストを整理する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 文献リストの見直しを行う |
授業 | 先行研究をまとめを発表する① | |
事後学習(復習) | 先行研究の整理をする | |
第10週 | 事前学習(予習) | 研究に必要な文献を整理する |
授業 | 先行研究をまとめ発表する② | |
事後学習(復習) | 先行研究の整理をする | |
第11週 | 事前学習(予習) | 研究方法を考える |
授業 | 研究方法の選定 | |
事後学習(復習) | 先行研究を整理して研究方法を見直す | |
第12週 | 事前学習(予習) | 研究テーマを検討する |
授業 | 論文作成のための研究テーマの設定・報告① | |
事後学習(復習) | 研究テーマをふりかえる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 研究テーマを検討する |
授業 | 論文作成のための研究テーマの設定・報告② | |
事後学習(復習) | 研究テーマをふりかえる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 研究課題を考える |
授業 | 先行研究、文献等を通して研究課題を整理する① | |
事後学習(復習) | 研究課題をふりかえる | |
第15週 | 事前学習(予習) | 研究課題を考える |
授業 | 先行研究、文献等を通して研究課題を整理する② | |
事後学習(復習) | 研究課題をふりかえる | |
第16週 | 事前学習(予習) | 研究課題を整理する |
授業 | 研究課題を明確にし論文作成の基盤を作る | |
事後学習(復習) | 研究課題に関連する文献を整理する | |
第17週 | 事前学習(予習) | 研究課題に関連する文献を整理する |
授業 | 研究課題に関連する国内外の文献の報告 | |
事後学習(復習) | 国内外の文献をまとめる | |
第18週 | 事前学習(予習) | 研究課題に関連する先行研究の整理をする |
授業 | 先行研究論文の抄読を行う① | |
事後学習(復習) | 先行研究論文の整理をする | |
第19週 | 事前学習(予習) | 先行研究の再確認をする |
授業 | 先行研究論文の抄読を行う② | |
事後学習(復習) | 先行研究論文の整理をする | |
第20週 | 事前学習(予習) | 研究課題の再確認をする |
授業 | 研究デザインを考え報告する① | |
事後学習(復習) | 研究デザインを見直し修正を行う | |
第21週 | 事前学習(予習) | 研究課題の再確認をする |
授業 | 研究デザインを考え報告する② | |
事後学習(復習) | 研究デザイン再確認を行う | |
第22週 | 事前学習(予習) | 研究目的を考える |
授業 | 問題点、研究目的を検討し報告する | |
事後学習(復習) | 問題点、研究目的についてふりかえる | |
第23週 | 事前学習(予習) | 研究理由、研究方法について考える |
授業 | 研究理由、研究方法について報告する | |
事後学習(復習) | 研究理由、研究方法についてふりかえる | |
第24週 | 事前学習(予習) | 研究の流れについて考える |
授業 | 問題点、研究目的、研究理由、研究方法について整理し報告する | |
事後学習(復習) | 研究デザインの再確認をする | |
第25週 | 事前学習(予習) | 研究デザインから文献の再確認をする |
授業 | 文献リストの追加について確認し報告する | |
事後学習(復習) | 文献リストの追加の整理を行う | |
第26週 | 事前学習(予習) | 倫理委員会申請書類に目を通しておく |
授業 | 倫理委員会申請の準備をする | |
事後学習(復習) | 倫理委員会書類の修正をする | |
第27週 | 事前学習(予習) | 倫理委員会書類の確認をする |
授業 | 倫理委員会書類を提出する | |
事後学習(復習) | 倫理委員会書類の修正をする | |
第28週 | 事前学習(予習) | 中間発表のための資料を準備する |
授業 | 中間発表のための資料を作成し報告する | |
事後学習(復習) | 資料をふりかえり修正する | |
第29週 | 事前学習(予習) | 研究デザインにもとづいた文献、資料の準備を行う |
授業 | 教員の指導の下成果を報告する(中間発表) | |
事後学習(復習) | 発表のふりかえりを行う | |
第30週 | 事前学習(予習) | 中間発表で指摘された点を整理する |
授業 | 問題点を明確にし、次の段階に向けて計画を立てる | |
事後学習(復習) | 次年度に向けて計画のふりかえりを行う |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |