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心理学的支援法

科目名 心理学的支援法
ナンバリング PC_B2_04
担当者 安藤 満代
開設学科
専攻・コース
心理カウンセリング学科
分類 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目
関連する
資格・免許
公認心理師受験資格 認定心理士申請資格
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 2年 後期 1単位 必修
授業の概要
及びねらい
授業では臨床現場での課題解決などで要求される、専門的かつ実践的な心理学的支援について学修する。個別に支援する場合に配慮すべき点を理解した上で、様々な領域における心理学的支援のあり方、他職種との連携や課題、地域での支援方法など、支援を要する人を取り巻くさまざまな環境での心理支援のあり方について学修することをねらいとする。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
授業の到達目標は以下のものである。

1. 心理学的支援の概念、意義、適応及び限界について理解できる。
2. 心理学的支援でのプライバシーの配慮や倫理的側面について理解することができる。
3. 心理学的支援を要する者と、それに関連する他職種との連携や協働について理解することができる
4. 心理学的支援を要する者への主要な心理療法について理解できる。
5. 地域における支援の意義や方法について理解することができる。

学習方法 1. テキストと、教員が作成したパワーポイントの資料を用いて講義する。
2. 必要に応じてDVDや動画などの視聴覚教材を用いる。
3. 実技、ロールプレイやディスカッションを行う。
テキスト及び
参考書籍
テキスト:下山晴彦/森田慎一郎 公認心理師スタンダードテキストシリーズ 心理学的支援法、2023,
     ミネルヴァ書房
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 5                       5     35 20 20 5 10         100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 60
小テスト等 30
宿題・授業外レポート  
授業態度 5
受講者の発表  
授業の参加度 5
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 臨床心理学に関する興味あるテーマを考えてみる
授業 オリエンテーション
事後学習(復習) オリエンテーションの内容を確認する
第2週 事前学習(予習) コミュニケーションに必要な要素を考えてみる
授業 心理学的支援とコミュニケーションおよび方法の限界
事後学習(復習) 講義の内容を復習し、疑問点があれば調べたり、次回質問ができるようにする
第3週 事前学習(予習) カール・ロジャースについて調べてみる
授業 人間性アプローチに基づく支援
事後学習(復習) 講義の復習をし、疑問点があれば自分で調べたり、次回質問ができるようにする
第4週 事前学習(予習) 心的構造論について調べてみる
授業 精神力動論に基づく支援
事後学習(復習) 講義の復習をし、疑問点があれば自分で調べたり、次回質問ができるようにする
第5週 事前学習(予習) 古典的条件づけについて調べてみる
授業 認知行動療法に基づく支援 ①行動療法 
事後学習(復習) 講義の復習をし、疑問点があれば自分で調べたり、次回質問ができるようにする
第6週 事前学習(予習) 認知の修正の例を調べてみる
授業 認知行動療法に基づく支援 ②認知行動療法
事後学習(復習) 講義の復習をし、疑問点があれば自分で調べたり、次回質問ができるようにする
第7週 事前学習(予習) 家族療法について調べてみる
授業 システムズア・プローチに基づく支援
事後学習(復習) 講義の復習をし、疑問点があれば自分で調べたり、次回質問ができるようにする
第8週 事前学習(予習) 全体を復習する
授業 全体のまとめ
事後学習(復習) 学修の不足部分があれば再学修する
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考