| 科目名 | 福祉心理学 |
| ナンバリング | |
| 担当者 | 利光 恵 |
| 開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
| 関連する 資格・免許 |
公認心理師受験資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
福祉現場において生じる問題及びその背景について、またそこで生じる心理社会的課題及び必要な支援方法について、さらに虐待、認知症に関する必要な支援方法について理解できることを目的とする。 各福祉施設での心理士の業務内容と、それぞれで求められる役割について理解するとともに、他(多(職種連携、家族・支援者への心理的支援についても理解することを目的とする。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
佐賀県公認心理師協会に所属する公認心理師。福祉施設での実務経験をもとに講義します。 |
| 授業の 到達目標 |
1.児童福祉施設において必要な、子どもの発達に関する知識や各種心理検査を説明できる 2.障害児・者福祉施設における問題及びその背景について理解できる 3.障害児・者福祉施設において必要な、利用者の発達に関する知識や各種心理検査を説明できる 4.子ども虐待に携わる機関における問題及びその背景について理解できる 5.子ども虐待に携わる機関において必要な、子どもの発達に関する知識や各種心理検査を説明できる 6.認知症施設における問題及びその背景について理解できる 7.認知症施設において必要な、利用者の発達に関する知識や各種心理検査を説明できる 8.養育者や介護者・支援者への心理的支援について理解できる |
| 学習方法 | DVDやパワーポイントを用いた授業を行う。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
福祉心理学 中島健一 遠見書房を使用します。 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 20 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 5 | 5 | 100 | |||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 70 | ||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ◎ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ◎ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 福祉関係の施設の種類について書籍等から調べておく |
| 授業 | オリエンテーション・福祉施設の種類について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 児童福祉施設の種類とそこでの業務内容について書籍等から調べておく |
| 授業 | 児童福祉施設の概要と問題点について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 児童福祉施設における心理職の業務について書籍等から調べておく |
| 授業 | 児童福祉施設における子どもの発達の捉え方と使用される各種心理検査について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 障害児・者福祉施設の種類とそこでの業務内容について書籍等から調べておく |
| 授業 | 障害児・者福祉施設の概要と問題点について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 障害児・者福祉施設における心理職の業務について書籍等から調べておく |
| 授業 | 障害児・者福祉施設における利用者の発達の捉え方と使用される各種心理検査について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 虐待についてその種類と心理的影響について書籍等から調べておく |
| 授業 | 虐待の内容とその心理的影響について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 児童相談所の業務内容について書籍等から調べておく |
| 授業 | 子ども虐待に携わる施設の概要と問題点について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 子ども虐待に携わる施設における心理職の業務について書籍等から調べておく |
| 授業 | 子ども虐待に携わる施設における利用者の発達の捉え方と使用される各種心理検査について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 認知症についてその種類・症状と心理的影響について書籍等から調べておく |
| 授業 | 認知症の症状とその心理的影響について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 認知症施設の種類とそこでの業務内容について書籍等から調べておく |
| 授業 | 認知症施設の概要と問題点について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 認知症施設における心理職の業務について書籍等から調べておく |
| 授業 | 認知症施設における利用者の発達の捉え方と使用される各種心理検査について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 障害児・者、認知症患者の手記を読んでおく |
| 授業 | 施設利用者の家族の心理特性とその支援について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | バーンアウトについて書籍等で調べておく |
| 授業 | 福祉施設職員への心理的支援について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | アウトリーチについて書籍等で調べておく |
| 授業 | アウトリーチ・連携について | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | これまでの授業を総復習しておく |
| 授業 | 授業のまとめ | |
| 事後学習(復習) | 授業の内容をまとめ直しておく | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | この授業は「公認心理師国家試験受験資格」を取得するための必須科目です。 20分以上の遅刻は、授業の到達目標を十分に取得できないとみなします。 また、携帯電話の使用も固く禁じます。 |