| 科目名 | 運動療法学実習 |
| ナンバリング | RP_G2_04 |
| 担当者 |
久保 温子
大川 裕行 大田尾 浩 |
| 開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
| 分類 | 専門教育科目 専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 2年 | 後期 | 1単位 | 必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
運動療法は,理学療法の中心的な治療方法である.まず,運動が生体に与える影響を十分に理解し,運動の功罪を理解した上で各種障害に対して適切な運動療法ができるように基礎的な知識とその技術の修得を目標とする. |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
講師は理学療法士として21年間の臨床経験を有している.実務経験や担当症例を積極的に紹介して実践的な講義となるよう計画する. |
| 授業の 到達目標 |
運動療法は,理学療法の中心的な治療方法である. 受講者は運動が生体に与える影響を十分に理解し,運動の功罪を理解した上で各種障害に対して適切な運動療法が実践できるよう,基礎的な知識・技術の修得を目標とする. 各種の運動療法では,関節可動域訓練,筋力増強訓練,持久力増強訓練,全身機能調整訓練,リラクゼーション訓練,協調性訓練,神経筋再教育訓練(PNF)等をトレーニング理論に基づいて実践できるようになる.また,これらを応用して脊髄損傷者,片麻痺者を中心に対象者に基本的な運動療法が実践できるようになる. |
| 学習方法 | オリエンテーションで講義の進め方を説明し,各学生に課題を伝えるので十分に予習を行い,準備して参加すること.プレゼンテーションと実技を中心に行うので運動のできる服装で参加する事.毎回レポートの提出を求め成績評価の対象とします. ※新型コロナウイルス感染拡大状況により、授業の一部または全部を遠隔授業(ZOOM等)に切り替える場合があります。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
「運動療法学テキスト」南江堂. |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 15 | 15 | 5 | 20 | 100 | ||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ○ | ○ | ○ | 40 | |||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 「運動療法学」(2年前期)の復習 |
| 授業 | オリエンテーション(講義の進め方,評価方法),「運動療法学」の復習 | |
| 事後学習(復習) | 「運動療法学」(2年前期)の復習 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 関節可動域訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 関節可動域訓練(上肢)講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 関節可動域訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 関節可動域訓練(下肢)についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 関節可動域訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 関節可動域訓練(頚部・体幹)についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 筋力増強訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 筋力増強訓練(上肢)についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 筋力増強訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 筋力増強訓練(下肢)についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 筋力増強訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 筋力増強訓練(頚部・体幹)についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 全身調整訓練・持久力訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 全身調整訓練・持久力訓練についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | リラクザーション訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | リラクゼーション訓練についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 呼吸訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 呼吸訓練についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 協調性改善訓練の目的・適応・評価・禁忌・方法 |
| 授業 | 協調性改善訓練についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 腰痛体操 |
| 授業 | 治療体操(腰痛体操・他)についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 片麻痺者のリハビリテーション |
| 授業 | 機能訓練(片麻痺)についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 脊髄損傷者のリハビリテーション |
| 授業 | 機能訓練(脊髄損傷)についての講義および実技 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | スーパービジョン,症例報告,事例報告 |
| 授業 | 臨床実習と症例報告,まとめと試験 | |
| 事後学習(復習) | 上記内容の復習を行いレポートを作成・提出する | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 講義は2コマ(135分×2コマ)続きで行います. 毎回の講義は与えられた課題についての資料の準備,プレゼンテーション,実技,レポートの提出で構成されています.したがって,事前学習は資料の作成,事後学習はレポートの作成が中心になります. 提出されたレポートは添削し,次回の講義で解説します. また,講義終了後には試験を行い解説を行います. |